転職ノウハウ

有名大手ばかり!ブラック企業大賞2014のランキング一覧

こんにちは、ブラック企業からホワイト企業へ無事転職を成功させた、はるきちといいます。 

「ブラック企業」という言葉は、誰もが知っているくらい浸透してきました。

では「ブラック企業大賞」というものを知っていますか?

ブラック企業大賞とは、その年、不祥事を起こした企業に対して行われるイベントのことです。

このブラック企業大賞では、大賞をはじめ、各特別賞やノミネート企業一覧も実名でランキング発表されます。

そして、誰もが知っている超大手有名企業ばかりが受賞しています。

今回は、2014年の「ブラック企業大賞」について詳しく紹介していきます。

これから転職する人や、新卒で就職する人にとっては「絶対に避けるべき企業」はどこなのか分かるので参考にしてみて下さい。

ブラック企業大賞とは?

まず最初に、ブラック企業大賞について詳しく説明しておきます。

ブラック企業大賞とは

誰もが安心して働ける環境をつくることをめざして、2012年より設立された「ブラック企業企画委員会」によって毎年12月に行われてるイベントのことです。

この「ブラック企業企画委員会」というのは、NPO法人関係者、大学教授、弁護士、ジャーナリストから結成されています。

素性が知れない人ではなく、ちゃんと権威ある人たちばかりで成り立っている団体なんですね。

ブラック企業大賞公式ページ

ブラック企業大賞ノミネートの理由

では、無数に存在する企業の中から、どうやってブラック企業だと判断するのでしょうか?

「ブラック企業大賞企画委員会」がブラック企業だと見極める基準を公式で発表してます。

その基準とは以下の11項目です。

ブラック企業の判定基準

長時間労働

 セクハラ、パワハラ

 職場内のいじめ

 長時間過密労働 

 低賃金

 コンプライアンス違反

 育休、産休などの制度

 労働組合への敵対度

 派遣社員への差別

 派遣社員への依存度

 残業代の未払い

これら基準に多く該当すると、ノミネートされやすいそうです。

また、ノミネートされるのは、企業の他に法人(学校法人、官公庁、公営企業、社会福祉法人、医療機関など)も含まれます。

ちなみに、自分が長年ブラック企業を渡り歩いてきた経験から

「ブラック企業の特徴」を下の記事にまとめたので合わせて参考にして下さい。

ブラック企業大賞ランキング決定までの流れ

次に、ブラック企業大賞ランキングがどのように決まるのか?

実際に、受賞までの流れを以下にまとめます。

-受賞までの流れ-

①実行委員会が審査基準を元に10社程度ブラック企業大賞候補をノミネートする。(記者会見あり)

②ノミネート企業には事前に受賞式当日の招待状が送られる。

③ノミネートされた企業はWebサイトにも掲載され、同時に「Web投票賞」のための一般Web投票が始まる。※Web投票賞は受賞式当日に参加者による「投票タイム」も設けられる

④受賞式当日、各賞の結果が発表される。※Web投票賞以外の賞は実行委員会によって選定される。

簡単ですが、受賞式までの流れはこんな感じです。

ランキングにノミネートされた企業には、招待状が送られますが、基本的に受賞式に出席する企業はいないそうです。

なので、勝手に代理を立てて、勝手に表彰が行われています…笑

名誉毀損で訴えられないの?

委員会によってノミネートされた企業は、ブラック企業だと公表されたことにより、名誉毀損で訴えてこないのか?

公表されたことにより、応募が減り、営業妨害だと考える企業もありそうですよね。

しかし、企業が委員会側を訴えたところでメリットが全くないんです。

そもそも労働基準法に反していることで公表されているため、世間は「やましいことを隠していた企業」という認識をさらに強めてしまうだけなんです。大手有名企業だと尚更ですよね。

有名企業ばかり!「ブラック企業大賞2014」ランキング一覧

ではでは、2014年のブラック企業大賞に輝いたのはどこの企業なのか?

その他のランキング入りした企業一覧と合わせて紹介していきます。

ブラック企業大賞、WEB投票賞:株式会社ヤマダ電機

2014年12月にブラック企業偏差値の高い「ブラック企業大賞」が発表されました。

ブラック企業大賞を受賞したのは「株式会社ヤマダ電機」です。

しかも一般投票による、WEB投票賞とのダブル受賞なんです。

株式会社ヤマダ電機は、誰もが知る有名な家電量販店です。日本で初めて売り上げ一兆円を達成した大企業です。

そんなヤマダ電機が、ブラック企業大賞とWEB投票賞をダブルで受賞した主な要因は

「男性社員を過労による自殺に追い込んだこと」

です。

2007年9月、貴社の郊外型店舗「テックランド」柏崎店に勤務していた男性社員が、過労原因で首吊り自殺をしました。

男性に対して、出勤時刻は打刻させていたものの、退勤時刻は打刻させておらず、亡くなる直前1ヶ月の残業時間は106時間にも上ったそうです。

遺族は貴社に対して安全配慮義務違反があったとして、2013年12月に損害賠償を求めて提訴しているが、貴社は訴えを全面的に否定しています。

また貴社では、2004年4月には契約社員が上司からのパワハラにより自殺に追い込まれたり2013年7月にはテックランド船引店の店長が営業不振から自殺に追い込まれたなどの報道がされています。

「週間文春」が発表した内容によると、2013年9月以降の4週間で、残業時間が40時間を超えた従業員は全国で1819人、さらに、46人の店長が、厚生労働省が定めた 「過労死ライン」(月の残業時間が平均80時間)を超えていたそうです。

ブラック企業大賞に加えて、WEB投票賞に選ばれるだけあり、一般的にも知れ渡った劣悪な労働環境ですね。

これだけの人数を自殺に追いやっている企業も稀なので、ダブル受賞もうなづけます。

業界賞:株式会社A-1 Pictures

業界賞に選ばれたのは、「株式会社A-1 Pictures」です。

株式会社A-1 Picturesは、東京都杉並区にあるアニメーション制作会社です。ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下である、映像企画・制作会社アニプレックスの子会社として2005年に設立されました。

そんな株式会社A-1 Picturesが、業界賞に選ばれた主な要因は

「男性社員が過労により自殺したこと」

です。

2010年10月、同社の28歳男性社員が過労が原因で自殺しました。

報道によると、同社にはタイムカードなどで労働時間を管理する仕組みはなく、男性社員は多い時で月に344時間の残業を行なっていたそうです。

7日連続で会社に泊まったり、3ヶ月休みがなかったこともあったが、残業代は一切支払われなかったといいます。

男性の自殺は2014年4月に労災認定され、男性は在職中にうつ病を発症しており、発症の2〜4ヶ月前に月100時間以上の残業があったことを認定しています。

アニメ制作は多くの若者に人気な職業である反面、アニメーターの賃金は年収200万円未満が9割と、アニメーターを志す若者にとっては非常に辛い現実でもあります。

「好きなことを仕事にしたい」という強い気持ちにつけこんで、こういった劣悪環境を黙認させることは本当に許せないことだと思います。

業界賞:株式会社不二ビューティ

もう一つの業界賞には、「株式会社不二ビューティ」が選ばれました。

株式会社不二ビューティとは、「たかの友梨ビューティクリニック」で有名な、カリスマ美容家たかの友梨が創業した会社です。

そんな株式会社不二ビューティが、業界賞に選ばれた主な要因は

「残業代や休日手当の未払いが発覚したこと」

です。

同社の従業員の多くが、休憩なしに、1日12時間程度働かされていたそうです。

また、休日も規定通りにやすめず、有給も取得できない。そんな労働環境にもかかわらず、残業代や休日手当はほとんど支払われなかったそうです。

2014年8月、労働基準監督暑は同社に対し、残業代未払いや適切な休暇を取れる措置をするように、行政指導・勧告を出しています。

しかし、労基署に通報した従業員に対し、高野友梨氏は「労働基準法ぴったりそろったら、絶対成り立たない。潰れるよ、うち。それで困らない?」などと、尋問し、その従業員は精神的ショックから出勤ができなくなってしまいました。

そのことに対し会社は、事実を認めようとしませんでした。

この事件は、当時テレビでも大きく報道されていましたよね。美容に関するカリスマならば、パワハラに関してもカリスマですね。

労働基準法にそろったら成り立たないようなブラック企業なら、潰れたほうがましです。

特別賞:東京都議会

特別賞には、「東京都議会」が選ばれました。

東京都議会は、東京都の議決を行う執行機関です。

東京都議会が、特別賞に選ばれた主な要因は

「東京都議会で、女性議員に対してセクハラ発言のヤジが飛んだこと」

です。

2014年6月、東京都議会で、女性の妊娠や出産において、都の支援対策について質問した女性議員に対して 「早く結婚した方がいいんじゃないか」などのセクハラと呼べるヤジが飛びました。

しかもこの議会中には、他にも女性蔑視にあたるヤジが複数飛びました。

この問題が発覚した後に、都議会だけでなく、他の多くの議会でもセクハラと呼べる性的言動が行われていたことが次々に明らかになりました。

この東京都議会の性的ヤジは、テレビでも大きく報道されていましたよね。改めて、日本の議員のレベルが低いことを認識しました。

要努力賞:株式会社ゼンショーホールディングス

要努力賞には、「株式会社ゼンショーホールディングス」が選ばれました。

株式会社ゼンショーホールディングスは、日本最大の牛丼チェーン店「すき家」を経営する会社です。

じつは、同社は2012年すでに、ブラック企業大賞の「ありえないで賞」を受賞しています。

そんな株式会社ゼンショーホールディングスが、要努力賞に選ばれた主な要因は

「労働法規違反のオンパレードが公表されたから」

です。

2014年7月、第三者委員会の調査報告書によって、ゼンショーホールディングスが24時間以上の勤務を何回も繰り返す、月の労働時間500時間などの壮絶とも呼べる、労働法規違反のオンパレードが公表されました。

特にすき家における深夜の1人勤務(ワンオペ)は、最悪の労働条件で、ゼンショーホールディングスは全店舗でワンオペ廃止を表明しているが、以前にワンオペ廃止に対して、反故にしていることがあるため、本当に努力するつもりがあるのかは疑わしいところです。

受賞はしなかったがノミネートされた企業一覧

次に、各賞には選ばれなかったけど、ノミネートされた6つの企業の名前を載せておきます。

賞には選ばれなかったけどノミネートされた企業
株式会社大庄(居酒屋チェーン「日本海症や」)
JR西日本
タマホーム株式会社
 株式会社秋田書店
学校法人 智香寺学園 正智深谷高等学校&株式会社イスト
株式会社リコー

ノミネートされている企業の中にも、誰でも知っている有名企業ばかりが並んでいますね。

もちろん、今回はノミネートはされなかったけど、ただ単に不祥事が浮き彫りになっていないというだけの、有名企業は他にもたくさんあります。

「その他の歴代受賞&ノミネート企業」について知りたい人は、下の記事にまとめてあるのでよかったら参考ください。

自分の会社が「ブラック企業」だと感じたら絶対に取るべき行動

今まで紹介してきたブラック企業は「氷山の一角」にすぎません。

悲しいことに世の中には、まだまだブラック企業ばかりです。

もしも、自分の会社が少しでもブラックだと感じたら、絶対にやっておいてほしいことがあります。

それが

「会社からいつでも逃げられる準備をしておくこと」

です。

手遅れになってからでは遅いので、準備だけは絶対にしておいたほうがいいです。

でも何をすればいいのか?

詳しくは下の記事にまとめたので参考にして下さい。

記事は以上になります。

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