勉強にしても、仕事にしても、せっかく目標を立てても途中で投げ出して、いつの間にか風化してしまい、目標を達成できなかったことってありませんか?
僕は、「今年こそは〜ができるようになるぞ」とか「〜の資格を頑張ってとるぞ」などなど、いつも目標だけは意気込んで決めるんですけど、ほとんどが目標倒れで終わっていました。
どうして、いつも最後までやりとげることができずに目標が達成できなかったのか?そんなことを毎回考えていました。
しかし、いろいろ切磋琢磨しているうちに、目標を達成できなかったのは、「正しく計画を立てていなかった」ことにあると気づきました。
そして、目標を達成するための『正しい計画の立て方』のコツを身につけてからは、途中で投げ出していたほとんどの目標を達成しつつあります。
計画といっても、そんな大層なことをするわけではありません。誰でも実践できる内容だと思います。
今回は、目標をなかなか達成できないと言う人のために、「正しい計画」を立てるための5つのポイントを紹介していきます。
ちなみに、社畜サラリーマンを耐え抜くための「あらゆるノウハウ」を1つに凝縮したコンテンツをこちらで見ることができます。
目標達成までの過程をイメージする
まず最初のポイントは「目標達成までの過程をイメージする」ことです。
例えば、達成した目標が大きいと、その過程で何をしていいのか道のりが分からなくなってしまいます。
なので、目標達成をするには、その過程で何をすればいいのか細分化させることが重要です。
仕事のプレゼンにしても、上手く喋っているところを想像するのではなく、喋るまでの過程(こういうプレゼンにするという計画を立てるなど)を想像すると上手くいきやすんです。
なので、達成したい大きな目標の中に、成功するまでの過程をイメージするようにしましょう。
目標を達成する手段のバックアップを作っておく
次のポイントは「目標を達成する手段のバックアップを作っておく」ことです。
多くの人は1つの計画(手段)を立てて、それに基づいて実施していきます。しかし、目標を達成するまでの計画(手段)はいくつかあったほうがいいんです。
例えば、スタンプを10つ集めると割引されるカードがあるとします。
もし「このスタンプを集める方法が1つしかない」という場合と、「スタンプを集める方法がいくつかある」と言われた場合では、モチベーションが全然変わってきます。
目標を達成するための手段が多いほど、安心感が上がり、モチベーションも上がります。なので、目標を達成するための手段は2つ以上用意するといいです。
計画の中にはわざと失敗する日を作る
驚く人がいるかもしれませんが、計画の中にはあらかじめ、「わざと失敗する日を作ってやる」のも非常に効果的です。
例えば、ダイエットをするのを目標とする場合、毎日食事制限をするのではなく、どこかで、「目一杯食べてもいい日」をつくった方がダイエットは成功しやすいんです。
食事制限を毎日してしまうと、「脳が基礎代謝を減らしても大丈夫」と勘違いして、本当に基礎代謝が落ちてしまい、体重が落ちにくくなってしまうんです。
なので逆に、好きなものをたくさん食べる日をつくると、基礎代謝も落ちにくくなり、
心理的にもストレスが溜まりにくくなり、体重が落ちやすくなります。
もちろん、「この失敗する日」は頻繁に作っては意味がないです。目標によっても変わりますが、1〜2週間に1回程度の頻度がおすすめです。
計画を目標から逆算して立てる
次のポイントは、「計画を目標から逆算して立てる」ことです。
目標に対してどのようなことをすれば達成できるか、逆算することが大切です。
ゴールまでの道筋もはっきりして、モチベーションも上がり達成率も上がるからです。
1つ注意点としては、この逆算して計画を立てるのは、目標が大きければ大きいほど効果的ということです。逆に、ちいさな目標であれば、逆算でなくても差はあまりありません。
自分の性格によって計画の立て方を分ける
最後のポイントは「性格によって計画の立て方を分ける」ことです。
まず、性格を以下の2つのタイプに分けます。
①悲観主義者:今までは成功していたけど、次は失敗するかもと防衛的になるタイプ
②楽観主義者:今まで成功していたから、今回も成功するだろうと楽観的な考えをするタイプです。
もちろん「完全にこっちのタイプ」と言うのはないかもしれないので、「どっちかと言えばこっち」という感じで選んで下さい。
では、それぞれのタイプでおすすめの計画の立て方はと言うと
悲観主義者タイプの人は、事前に念入りな計画を立てたほうが上手くいきます。
楽観主義者タイプの人は、恐れずにトライアンドエラーを繰り返したほうが上手くいきます。
じつは、日本人の90%以上は前者の「悲観主義者」に該当するらしいです。確かにそう言われると、日本人は悲観的な考え方をする人が多い気がしますよね。
なので、もしもどちらのタイプか分からない場合は、事前に念入りな計画を立ててから実行するのがいいかもしれません。
ちなみに余談ですが、元プロテニスプレイヤーの松岡修造さんは、成功してなくても、
次は必ず成功すると信じているので、どちらのタイプにも当てはまらない、異質なタイプだと言えます。
以上が「正しい計画を立てるための5つのポイント」になります。
いきなり全てを実践するのは難しいと思うので、やれそうなことから始めていき、徐々に増やしていけばいいと思います。
せっかく決めた目標が計画倒れにならないように、お互い頑張りましょう。
記事は以上です。
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