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スバルの不祥事をきっかけに脱ブラック企業!【不正・過労自殺・残業代未払い】

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こんにちは、ブラック企業からホワイト企業へ無事転職を成功させた、はるきちといいます。 

企業の相次ぐ不祥事により、昨今では「ブラック企業」という言葉がすっかり定着してきちゃいましたね・・・。

最近のバッドニュースでは

大手自動車メーカーのスバル(SUBARU)が、2015年から2017年にかけて、社員3421人に対して計7億7千万円の残業代を払っていなかったことが発覚しました。

そもそも、スバルの不祥事は今回のことだけではないんです。

掘り下げて調べて見ると、「部品の不具合」「データの改ざん」などなど、過去にさまざまな不正・不祥事を起こしているんです。

でも、「なぜこの記事を取り上げようと思ったのか?」

それは、今回の残業代未払いが発覚した背景には、過去に起きた、従業員の過労自殺が
あったからです。

今の自動車業界は、闇がとても深く(自動車業界に限りませんが)、上司によるパワハラや過労などによって、うつ病になる人は大勢いるんです。

うつ病になるだけならまだしも、自殺をしてしまっては、人生取り返しがつきません。

僕は、過去に数年間、ある大手自動車部品メーカーに勤めていた経験があるのですが、その時はサービス残業は当たり前で、うつ病になるのは珍しいことではなかったです。

なので、このスバルの不祥事を深掘りすることにより、自動車メーカーに勤めている人に限らず、同じ境遇にいる人に

『脱ブラック企業』のきっかけにしてもらいたい

という思いで、この記事を書いていきます。

スバルの過去の不正・不祥事まとめ

今回の残業代未払い問題の発覚で、『スバルはもう終わった・・・』などの声が多く上がっているようですが、過去にどんな不正・不祥事があったのか?

過去の不正・不祥事を時系列順にまとめてみました。

  • 2017年9月:新車検査問題
  • 2018年4月:燃費データ改ざん問題
  • 2018年10月:新車検査問題の再発覚
  • 2019年12月:過去の過労自殺が発覚
  • 2019年1月:7億円以上の残業代未払い発覚

それぞれを詳しく説明していきますね。

新車検査問題

最初に強くマスコミに取り上げられた不正です。2017年9月、工場内の新車の完成検査を無資格の者が行なっていたのが発覚しました。

燃費データ改ざん問題

実際とは異なる燃費の数値を報告して、それが顧客のもとに届けらていました。さらに、燃費データ改ざんのみではなく、燃費の測定法も不適切な方法で行われていたこともその後の内部調査によって明かされました。

新車検査問題の再発覚

2018年10月に、今度はブレーキの完成検査で不正が発覚して、約6000台ものリコールが発表されました。

過去の過労自殺が発覚

2016年12月に男性社員が過労により自殺していたことが、2019年1月に発覚しました。上司からの叱責や、月の残業代が100時間を超える長時間労働によって、うつ病を発症したのが原因とされているそうです。

7億円以上の残業代未払い

2015年から2017年にかけて7億以上の残業代を社員3421に対して払っていないことが、2018年1月に発覚しました。発覚したきっかけは、上で説明した男性社員の過労死で、その社内調査によって、残業代の未払いが発覚したそうです。

自動車業界の深い闇とは

自動車大手と言われる「スバル」がここ数年間で、これだけの不正・不祥事を起こしています。

では、ここまで不正が連続している原因はなんなのでしょうか?

いろいろ原因はありますが、個人的に一番の原因は

「グローバル時代に入ってきて、競合他社との生き残りが厳しくなってきている」

ことだと思います。

競合他社との競争が厳しくなってきたから、残業代をごまかしたり違法な長時間労働をさせたり余裕がなくなり社内でパワハラが起きたり

自動車業界の深い闇として、こういった負の連鎖が数多く起こっているんです。

以前は、「高品質の物を作れば自然と売れる」という時代でしたけど、これからは「いかに物を売るか」という時代になってきます。

つまり、マーケティング」が物を言うようになってきます。

なので、いくら大企業であっても、その時代の波に乗れなければ容赦なく潰れていきます。

今回は、たまたま不正が連続して起こっているスバルを例に挙げますが、自動車業界に限らず、どの業界でも不正は必ずと言っていいほど起こっています。

その背景は元をたどれば、競合他社に対抗するために仕方なく行なっているものばかりです・・・

でもだからと言って不正は絶対許されるものではないですよね。

なので、自分の身に降りかかる前に察知して、自分の身は自分で守ることが、すごく重要なんです。

ブラック企業の特徴とは

ブラック企業という言葉はよく使われていますが、じつは、はっきりした定義は存在しません。

ですが、一般的に言われているブラック企業の特徴は以下の7つです

  • セクハラ、パワハラ、モラハラが横行
  • 30〜40代の社員が少なく、人の入れ替わりが激しい
  • サービス残業が当たり前
  • 暴言や嫌がらせで自主退職が多い
  • 過労死やうつ病での自殺者が出ている
  • 最初は極端に優しく接してくる
  • 派遣社員・契約社員を多く雇っている

これらのうち、2~3点以上を満たしているようなら、ブラック企業である可能性が高いです。

ブラック企業に関しては、こちらの『特徴からブラック企業を見分ける方法!!』に詳しく
書いたので、よかったら参考にしてみて下さい。

会社で少しでもストレスを感じたらどうすればいいか

では、自分の会社がブラック企業だと自覚があり、会社で少しでもストレスを感じるようになったら、どう対処すればよいのか?

単刀直入に言うと、一番大事なのは

「今の職場環境から逃げる準備をしておく」

ことです。

逃げる準備をしておくとは、「転職を視野に入れておく」ということです。

今はバブル期をしのぐほど転職のしやすさ

リーマンショック以降、アベノミクス効果などもあり、今はかつてないほど転職者に有利な「売り手市場」です。

どのくらいすごいかというと、あのバブル時代をしのぐほどの超売り手市場なんです。

この状態はいつまで続くのか分からないので、今のこの状況を逃さないようにして欲しいです。

現在の転職市場の状況については、『現在の転職市場の状況は?転職率、離職率、有効求人倍率から紐解く!!』に詳しく書いてあります。

絶対に転職サイトに登録だけでもしておくべき

ストレスを少しでも感じるようになったら、「転職を視野に入れておく」ことを強く言いましたが、具体的に何をすればいいのか?

結論から言うと

転職サイトに登録だけでもしておく

ことです。

それはどうしてなのか?大きな理由は以下の2つです。

・ストレスが限界に達すると登録する気力するななくなるから

・逃げ道があると分かり精神的にグッと楽になるから

もしストレスが限界の状態になってから登録してそれから自分にあった仕事を探す

これらの作業は、思っているよりもずっとハードで、辛いものなんです。

僕は、過去2回の転職経験があるのですが、そのことは、本当に身に染みて感じました。

転職サイトの登録・利用は無料なので、登録だけでも絶対にしておいたほうがいいです。

ちなみに、転職サイトは「リクナビNEXT」が文句なしにおすすめです。

求人の数、質ともに、他よりも頭一つ抜け出しているので、これ一つだけ登録しておけば問題ないです。(もし本格的に転職活動するようなら、複数登録しておいたほうがいいですけど)

また、「リクナビNEXT」にはスカウトメールという機能があり、自分のプロフィールを登録しておくだけで、自分にあった求人を勝手にメールで送ってきてくれるので

求人を自分で見るのが面倒臭い

と言う人でも、送られてきたメールを見るだけいいので、全然ハードルが低いんです。

『リクナビNEXT』公式ページはこちら

リクナビNEXTの登録手順とおすすめの使い方に関しは、こちらにまとめたので、よかったら参考にしてみて下さい。

ストレスが強くなってからでは、転職しようにも「肉体」や「精神的」にきつくなり、転職活動を起こす気力すらなくなります。

そうなってからでは遅いので、前もって準備だけはしておきましょう。

記事は以上です。

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