「強いメンタルが欲しい」
社会人なら誰しもこう思ったことはありませんか?
ちょっとしたことで情緒不安定になったり、周りのことが気になって自分にとってベストな選択ができなかったり
メンタルが弱いと仕事をする上でも、得になることはほとんどないんですよね・・・
僕は昔、ブラック企業に勤めていたことと、メンタルが弱かったことで、精神がズタボロになり、しょっちゅう情緒不安定になっていました。
何をするにも周りばかり気にしてしまい、勇気が出ずに自分にとってベストな選択ができずにいました。
また、ちょっとしたことでネガティブなことばかり想像してしまい、何をやるにも不安に感じてしまい自信が持てませんでした。
メンタルは鍛えようにも、いきなり強くなってくれるものではありません。
しかし
「正しい方法」を「習慣化」
さえしてしまえば、メンタルは鍛えられ必ず強くなります!
実際に、今ではちょっとやそっとのことでは、動じることがなくなり、自分にとってベストな選択ができるようになりました。
また、メンタルが強くなると、仕事にしてもパフォーマンスが上がり、生産性が劇的に上がります。
日々の生活を安定させて、成功させるためにもメンタルを強くすることは、必要不可欠な要素ではないかと思います。
そこで今回は、僕が今まで実践してきて、効果が感じられた
「メンタルを強くするために鍛える方法」を10個紹介していきます。
さすがに10個も全て実践しようとすると大変なので、自分がやりやすそうだと感じたものを実践してみて下さい。
ちなみに、社畜サラリーマンを耐え抜くための「あらゆるノウハウ」を1つに凝縮したコンテンツをこちらで見ることができます。
メンタルを強くするための10個の方法
会社の中でもそうですが、長い人生いろいろな人に出会うといい人ばかりではなく
必ず嫌な人にも出会いますよね。
そんなときに自分のメンタルが弱いと、精神的に動じてしまい、時間や労力を持っていかれてしまいます。
じゃあどうやって気にならなくすればいいのか?
それは「メンタルを強くする」しかありません。
でもどうやって強くするのか?
メンタルを強くするためには、性格を変えようとするのではなく
「普段の行動を変える」
ことによって、性格が変わり、メンタルが強くなっていくんです。
それでは、メンタルを強くするための行動を10個紹介していきます。
①朝起きた時に、今日は楽しい行動を選ぶように心がける
朝起きた時には、今日は楽しい行動を選ぶように心がけましょう。
「えっこれだけ??」
そう思うかもしれませんが、これだけです。しかし、文面に注目してみて下さい。
「今日はいっぱい楽しい行動をしよう」ではなく「楽しい行動を選ぶように心がける」です。
この、「選択する」という行動が重要なんです。
普段生活していると、いろんな選択肢があると思います。
そんな中、メンタルが弱いことで、楽しくない行動ばかり選択していることがあったりするんです。
例えば
「飲み会の席で、乾杯は周りが生ビールを飲むからと言って、あまり好きではないけど自分も生ビールを飲む」
など、本当に自分がしたい選択をしないことが多かったりします。
つまり何が言いたいかというと
周りに気を遣って
「つまらないと分かっている行動を取るのをやめよう」
ということです。
なので、日頃の生活でいくつかの選択を迫られたときは
なるべく自分の楽しいと思える行動を取るように心がけましょう。
ちなみに、朝起きた時に今日は嫌なことが起きると思い込んでしまうとIQが落ちて、認知能力が低下することが分かっています。
なので、朝一番でネガティな発想は絶対にNGです。
②辛いことがあったら何回か深呼吸をする
「深呼吸するのは当たり前じゃん!」
と思うかもしれませんが、実は意外とこれをみんなやっていないんです。
人間は「呼吸によってメンタルをコントロールしている」と言っても過言ではないくらい、呼吸は大事です。
心臓の動きや血液の流れはコントロールできませんが、意識的にコントロールできるのが呼吸なんです。
具体的な呼吸のやり方ですが
辛いことがあって落ち着きたい時は
吸う時間を短くして、吐く時間を長く行う
と効果的です。
息を吸う時は交感神経が動くので緊張しやすく、息を吐く時はリラックスするので、落ち着きたい時は、吐く時間を長くとってやって下さい。
時間は2,3分くらいでかまいません。
③寝る前にその日あったポジティブなことを書き出す
寝る前にその日にあった、「ポジティブな出来事を改めて思い出し」
その時、「どんな風に思ったのか」を書き出してみて下さい。
これは、寝る前に行うのが重要です!
寝る前というのは、その後の情報がシャットアウトされて、ポジティブな記憶が定着しやすいためです。
ちなみに余談ですが、何か勉強したあとは、記憶を定着させるために、情報をシャットアウトする時間を一定にとったほうがいいです。
寝る前にポジティブな記憶を復習することで、脳に刻み込まれて、前向きに行動できるようになります。
④他人に感謝の気持ちを表現する
これは、できたら直接伝えたほうがいいです。
もしできないのなら紙に書き出してみるとかでもかまいません。
実は「他人に感謝の気持ちを表現する」というのは、共感能力が高まったり、人生の満足度が上がるといった行為なんです。
ブログとかツイッターに書いたりしてみてもいいです。
大事なのは
「感謝の言葉を作り出す」
ということです。
感謝した時を思い出すという行動は
「嬉しかった感情、ポジティブな感情を引っ張り出す」ということなので、前向きな感情にさせてくれるんです。
③の「ポジティブなことを思い出す」に近いかもしれません。
⑤その日に起きたことを5分間書き出してみる
その日、起きたことを5分間書き出してみて下さい。
これは、③の「ポジティブなことだけを思い出すのが苦手だ」という人にいいかもしれません。
こちらは、その日の出来事を書き出すだけなので、そんなに難しくないかと思います。
そのかわり、出来事と同時に、その時どう感じたのかをなるべく細かく書くようにして下さい。
例えば、「〜さんにこういう風に言われたけど、デリカシーがないと感じた」など
自分の感情を細かく言語化すると、自分の感情がコントロールしやすくなり、メンタルが鍛えられます。
⑥ボキャブラリーを増やす
ボキャブラリーを増やす
つまり
「表現するための語彙を増やす」
ということです。
さまざまな感情を表現するときに、同じ感情でも、違った言葉や言い回しを知っていることはとても重要なんです。
心理学的にも、ボキャブラリーを増やすことは精神を安定させるのに非常に効果的だということが分かっています。
僕も昔は、ボキャブラリーが全然少なかったですが、少しずつ身につけることで、自分に自信が付いていきました。
でもどうやってボキャブラリーを増やせばいいかの?
手っ取り早いのは、書籍から知識を増やすことです。
僕がおすすめする書籍は、アンジェラアッカーマン著書の「感情類語辞典」です。
これは内容が分かりやすく、読んでいて非常に面白かったです。
もしよかったら読んでみて下さい。
⑦ストレスを感じたら、同じようなことが過去にもなかったか思い出す
もしストレスを感じてしまったら
「過去に同じような感情を抱いたことはなかったか」
を思い出してみて下さい。
そしてその時に、「どうやったら上手くいったのか?」を頑張って思い出してみて下さい。
例えば
上司に自分の企画を否定されて嫌な思いをする⬇︎
一度冷静になって過去の同じ体験を思い出してみる⬇︎
なんだかんだ言って、最後は太鼓判を押してくれて前のプレゼンは上手くいった
このように、ストレスに感じたけど、「最終的には上手く言ったことを思い出す」
そうすることにより、今回のことも最後は上手くいくと、ポジティブに捉えることができるようになります。
忘れやすい人は、結果オーライだった体験を自分の中にストックしておくといいですよ。
⑧自分を幸せにしてくれそうなものを写真に撮る
1日30分程度、そんなに時間が取れない人はもっと短くてもいいので
自分を幸せてにしてくれそうなものを写真に撮る
これをやってみて下さい。
例えば、自分の飼っている「犬や猫の写真」や、「子供の写真」でもいいです。
大切なのは
「自分を幸せにしてくれる物に注意を集めよう」
ということです。
普段、ほとんどの人は「自分を幸せにしてくれるもの」を探せていないんです。
ちなみに、最近流行っているインスタ映えとは違います。
あれは、「自分を良く見せてくれるもの、他人の評価を得るためのもの」を撮ることなので、また意味が違ってきます。
自分が幸せになるものを見つけようと言うことです。
個人的には、スマホの写真に自分を幸せにしてくれそうなものフォルダを作っておいて、そこに毎日保存していくというやり方がオススメです。
⑨ネガティブな感情が湧いたら、その対策を絞り出してみる
もしネガティブな感情が湧いてしまったら、それを忘れようとするのではなく
「ちゃんと受け入れて、その対策を絞り出す」
これをやってみて下さい。
対策は少なくとも頑張って、3つは絞り出してみて下さい。
例えば
「自分は周りから嫌われているかもしれないと感じた時」
対策①:本当に嫌われているかもしれないから、他のところで新しい関係を築くようにする。
対策②:嫌われているのは自分の思い込みかもしれなから、思い込みのバイアスをなくすために心理学の勉強をする
対策③:嫌っている人、そうでない人が混ざっているかもしれなから、それを見抜くための方法を学ぶ
こんな感じです。
大事なのは、自分のネガティブ思考を一度ちゃんと受け入れることです。
⑩過去に自分を傷つけた人を思い出し、許す努力をする
これは、「心の中のベンチプレスを持ち上げる」ようなものなので、なかなか難しいことかもしれません。
しかし、この「許す」という、慈悲の精神はメンタルがものすごく鍛えられるんです。
許すためのポイントは、
「許せるようなシチュエーションを思い描くこと」
です。
例えば
「あの人には酷いことをされたけど、あの人にも過去にいろいろ辛いことがあったんだ」
こうなふうに思うことです。
「もし許せる状況があるなら、どんな状況なのか」、それを思い描くことが大切です。
いきなりは難しいかもしれませんが、やっているうちに少しずつ身に付いていきます。
もし職場環境が悪いようなら
これまで、「メンタルを強くするために鍛える方法」について書いてきました。
しかし、冒頭でも言ったように
メンタルを強くするにはそれなりの時間がかかります。
なので、すでに職場環境が悪く、少しでもストレスが溜まっているようなら
まずは、そこからいつでも逃げられる準備をしておく
ことが一番重要です。
メンタルを強くする前に、まずは、その準備をしておくことが本当に重要です。
詳しくはこちらの「会社でのストレス・憂うつ対策!今すぐやっておいた方がいいこと!!」に書いたので参考にして下さい。
記事は以上になります。
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