「天才に生まれたかった!」
平凡な自分、いつもこんなことを思っていました。
本物の天才というのは、特に大きな努力もなしに、いとも簡単に成果を上げていくんですよね。
それを目の当たりにすると、自分のやっている努力が虚しく思えてきて、やる気が一気に失せてしまう人もいるのではないでしょうか?
しかし、本物の天才を追い越すことは難しくても、努力することで、天才に限りなく近づくことができるんです。
つまり、「努力の天才」になることで、平凡な人でも天才に匹敵する能力を得ることができるんです。
でも、「努力するのって言うほど簡単じゃない」と思うかもしれません。
何もがむしゃらに努力しろと言っているわけではありません。
努力の天才になるためには、努力が当たり前、クセになるようなマインドセット(考え方)を身につければいいんです。
このマインドセットを身につけることができれば、努力することが苦ではなくなり、他の人と比べると人生がイージーモードになります。
今回は、そんな「努力の天才になるためのマインドセット」の身につけ方を紹介していきたいと思います。
ちなみに、社畜サラリーマンを耐え抜くための「あらゆるノウハウ」を1つに凝縮したコンテンツをこちらで見ることができます。
人間には2種類のマインドセットがある
マインドセットというのは簡単に言うと、物事の「捉え方・考え方」のことです。
このマインドセットは大きく以下の2種類に分けることができます。
・硬直マインドセット
・成長マインドセット
硬直マインドセットというのは、「生まれつき持ったもった能力は変えることができない」といった考え方のことです。
逆に成長マインドセットというのは、「自分の能力は努力でいくらでも成長させていくことができる」といった考え方です。
人は、物事を考える時に、このどちらかの思考になるんです。
先ほど言った「努力の天才」になるためには、後者の
「成長マインドセット」になることが必要不可欠になります。
生まれつきの天才でははく、努力を積み重ねて天才になった人達というのは
「人は努力次第でいくらでも自分を成長させることができる」
こういった、成長マインドの考え方を必ずと言っていいほど持っています。
よく周りからみると、めちゃくちゃ努力してると思える人でも、本人は「全然努力していない」と言う人っていないですか?
じつは、そういう人は実際努力はしているけれど
・「努力が全然苦ではない」
・「努力を努力と思っていない」
こう思っているだけなんです。
つまり、自然と成長マインドという考え方を身につけているんです。
普段から努力が苦手と言う人は、この成長マインドを身につけることで、努力をすることが全然苦ではないという考え方に変えることが可能になります。
成長マインドを身につけるための5つの方法
それでは「具体的に成長マインドセットの身につける方法」について話していきます。
成長マインドセットを身につけるには5つの方法があります。
①才能よりも努力に目を向ける
まず最初の方法は、「才能よりも努力に目を向ける」ことです。
人はどうしても、自分の才能に目を向けがちになってしまいます。
例えば
「自分にはこういう能力があるけど、こういう能力はない、じゃあこの能力を伸ばしていこう」
こんなふうに自分の長所ばかりに目がいっていまう人も結構いるのではないでしょうか?
もちろん、自分の長所を伸ばすこと自体は悪いことではなく、否定する気はさらさらありません。
しかし、こういうふうに思ってしまうと新しいことにチャレンジする機会がすることが少なくなり、自分の能力を高めることができないんです。
短所にも目を向けて、それを向上させる努力に目を向けることが非常に重要です。
「今日はこれだけ努力できた、明日はこれだけ努力しよう」といったふうに、才能よりも、自分の努力に対して目を向けるようにしましょう。
実際に、人は才能を褒められると調子に乗ってしまう生き物で、それ以上努力をしなくなってしまい、そこで成長が止まってしまいます。
なので、「これだけ努力できた自分はすごい」といったように、努力に対して褒めるようにしてあげましょう。
②努力をするための「戦略」を常に考える
もしも、努力をしたけどダメだった。
そこで「自分に能力がなかったからダメだったんだ」と考えるのはNGです。
そんなときは、努力をするための戦力、つまり「努力の仕方がダメだったんだ」と常に考えるようにしましょう。
そして
「今回はこの方法がダメだったから、次はこの方法でやってみよう!」
こういうふうに、常に努力するための戦略をいろいろ練ることが重要です。
失敗することは全然問題ではありません。
ダメなのは失敗に対して、どうして失敗したんだろうと分析しないことです。
成功に結びついた努力はこれで、結びつかなかった努力はこれだ、というように冷静に戦略について分析してみましょう。
③大きな成果に繋がる努力のみに力を注ぐ
努力をすることはもちろん大事なのですが、成果に繋がらない努力をいくらしても意味がありません。
かといって、成果に繋がる努力を全部やろうとしても辛くなってしまい、努力するのが嫌になってしまいます。
なので、「一番大きな成果に繋がる努力は何だろう?」と考えることが重要なんです。
すべての努力をやろうとするのではなく
「これをやったら最終的に自分にとって1番の成長に繋がる」
こういった努力を見極めて、その努力に全力を注ぐようにしましょう。
すべてのことをこなそうとする、「完璧主義」に陥ってしまうと、人生で失敗が多くなりがちなったり、ネガティブな感情に陥りやすく、メンタルにものすごく悪影響なんです。
完璧主義のデメリットについては、こちらの「完璧主義は今すぐやめるべき!仕事のプレッシャーを克服する方法」に詳しく書いたのでよかったら見てみて下さい。
④常に「楽をするにはどうすればいいのか?」を考える
本来、人間は楽をするために進化してきたと言っても過言ではありません。
「物事を簡単に、楽にするにはどうすればいいのか?」と考えることは、じつは、物事をの本質を見極めることと同じなんです。
本質が見えてくると、「どのように努力すれば最短で成功に結びつくのか」が分かってくるので、最小限の努力で大きな成功に結びつけることが可能になっていきます。
なので、つねに「楽をする」ことを考えるようにしましょう。
ちなみに、物事を効率化することは、モチベーションを上げることにもつながります。こちらの「つまらない・退屈な仕事を楽しくする方法/工夫」に詳しく書いたのでよかったら見てみて下さい。
⑤工夫をたくさんして、工夫の回数を記録しておく
先ほど、「常に楽をすることを考えましょう」
そう言いましたが、楽をするには工夫をたくさん積み重ねて、試行錯誤をする必要があります。
工夫が成功につながっても、失敗に終わっても構いませんので、工夫をたくさん積み重ねて試行錯誤を繰り返しましょう。
また、「前に進んでいる」という感覚を持つこともすごく大事です。
なので、工夫をした回数を記録しておくと良いです。自分はこれだけ工夫をしてきたという実績がモチベーションに繋がります。
以上が、「成長マインドを身につけるための5つの方法」になります。
すべてをいきなり試すのは大変だと思うので、1つずつでいいので、「これだったらやれそうかも」というものから始めてみて下さい。
記事は以上になります。
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