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履歴書と職務経歴書の違いは何?それぞれの書き方のコツを伝授【目的や内容】

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こんにちは、ブラック企業からホワイト企業へ無事転職を成功させた、はるきちといいます。 

転職を希望する企業が決まったら、次にすることは応募書類の作成企業への送付です。

この応募書類を元に、第一関門の「書類選考」が行われます。この書類選考を突破しないことには、次の面接に進むことができません。

なので、言わなくても分かるかと思いますが、この応募書類に力を注ぎ、完璧に仕上げることが非常に重要になってきます。

具体的に応募書類というのは、「履歴書」と「職務経歴書」、この2つのことを指します。

「履歴書」は就職活動をしたことがあれば、どんなものか分かりますが、転職活動が初めてという人にとって「職務経歴書」は書くのが初めてだと思うので、履歴書との違いが分からない人も多いと思います。

今回の記事では、「履歴書」と「職務経歴書」の違いを説明し、それを理解した上で、それぞれの「書き方のコツ」を伝授していきたいと思います。

もし転職活動に興味があるけど「何をしていいかよく分からない」と言う人は、転職活動をマニュアル化したので、よかったら合わせて見て下さい。

「履歴書」と「職務経歴書」って何が違うの?

希望先の企業に応募するために、まずは「履歴書」と「職務経歴書」を企業に送付します。

しかし、これらを書くにあたり、それぞれの違いをちゃんと理解していないと、採用担当者の目に留まらず、書類選考を通過することができません。

では、「履歴書」「職務経歴書」の違いは何なのでしょうか?

それぞれの違いは大まかに分けると以下の4つになります。

「履歴書」と「職務経歴書」の違い

①「使われる目的」

②「書く内容」

③「書く量」

④「書き方」

それでは、それぞれ4つの違いを詳しく見ていきましょう。

「使われる目的」の違い

まず、履歴書と職務経歴書では「使われる目的」が違います。

履歴書は、「内定後の本人情報の確認・保管」に使われます。

職務経歴書は、「書類選考の判定材料」に使われます。

意外と思われるかもしれませんが、書類選考には使われるのは職務経歴書のみで、基本的に履歴書は書類選考には使われません。

それじゃあ、履歴書はそんなに気合を入れなくてもいいんじゃないか?」と思うかもしれませんが、そういう訳ではなく、履歴書の方もしっかり丁寧に書くべきです。

履歴書は書類選考に使われないと言いましたが、厳密に言うと書類選考に寄与する可能性はゼロではありません。

なぜかと言うと、履歴書も一応最初に目を通す書類ですので、顔写真職歴など、少なからず採用担当者の印象には残りますので、たとえ選考書類として使われないと言っても、潜在的に履歴書の印象が書類選考に影響する可能性があります。

人は第一印象で70%が決まってしまう」と言われるくらいなので、履歴書も手を抜かずに書くようにしましょう。

「書く内容」の違い

履歴書と職務経歴書で使われる内容が違うということは、当然、「書く内容」も違ってきます。

それぞれの書く内容は以下の通りです。

「履歴書」の内容

①名前・生年月日

②現住所・連絡先

③学歴・職歴

④資格・免許

⑤志望動機・自己PR

⑥趣味・特技

⑦配偶者・扶養家族

⑧通勤時間

⑨本人の希望記入

「職務経歴書」の内容

①タイトル(職務経歴書)・記入年月

②名前・住所

③職務経歴

④職務内容

⑤自己PR

⑥スキルや資格など仕事に活かせること

⑦志望動機

⑧希望職種

「書く量(枚数)」の違い

履歴書と職務経歴書はそれぞれ「どの程度の量(枚数)書けばいいの?」と疑問に思っている人もいるかと思います。

「履歴書」に関しては、あらかじめフォーマットが決められているため、書く量はそのフォーットに準ずることになります。

履歴書は、コンビニや書店など市販のものを購入してもいいですし、ネット上からでもダウンロードもできるので、そちらを利用してもいいです。

「使われる目的」でも言いましたが、履歴書に関しては、書類選考に直接寄与するものではないので、自分の好きなものを利用すればいいのですが、もしも悩むようなら、「JIS規格※」に沿って作られたものをダウンロードできるので、不安な人はそちらを利用しましょう。

※JIS規格とは「日本工業規格」のことで、日本国内において規定された工業規格のことです。

JIS規格のものはこちらの「ハローワーク履歴書ダウンロードページ」からダウンロードできます。

「職務経歴書」に関しては、特に枚数などの量に関して規定はされていないのですが、
2枚」がベストです。なぜかと言うと、

1枚だと、書ける量が少なく、「自己PRがしっかりできない」

3枚以上だと、量が多すぎて、「相手に伝えたいことが伝わらない」

からです。

なので、相手に「自己PRがしっかりでき」かつ「伝えたいことをコンパクトにまとめられる」のにちょうどいいのが「2枚」なんです。

なお、サイズに関して規定はありませんが、「履歴書」と「職務経歴書」を統一するようにしましょう。

2つを統一した方が、企業側も保管がしやすく見た目もスッキリしていて良い印象を与えられます。

「書き方」の違い

最後の違いとして「書き方」ですが、具体的には、履歴書および職務経歴書を「手書き」か「PC入力」のどちらで書いたほうがいいのかということです。

結論から言うと、

・履歴書は「手書き」or「PC入力」のどちらでもOK

・職務経歴書は必ず「PC入力」で書く

が好ましいです。

「履歴書」に関しては、先ほどから言っているとおり、書類選考には直接寄与しません。たまに履歴書は熱意が伝わるから「手書きの方がいい」という意見を聞きますが、別にそんなことはありません。それでももし不安に感じるようでしたら、手書きで書くことをおすすめします。

「職務経歴書」に関しては、必ず「PC入力」で書くようにしましょう。

理由はいくつかあるのですが、以下のとおりです。

①企業側はPC上で見るから

②他の企業でも使い回すことができる

③ミスした時に修正ができる

④見た目がいいから

①企業側は職務経歴書を見る時に必ずPC上で確認します。なのでもし手書きの場合、一度PDF化しなければいけません。

②PC入力の電子データの場合、もし他の企業でも同じ内容のものを利用したい時に簡単に使い回すことができます。

③④に関してはそのままの意味です。

職務経歴書の「書き方のコツ」

最初に履歴書に関して言っておきますと、前章で書いたとおり、履歴書には内容のフォーマットが決められているため、これといった「書き方のコツ」は特にありません。

あえて言うならば、フォーマットで決められた内容を「正確に書く」ことです。

それでは、職務経歴書の「書き方のコツ」として3つのポイントを紹介していきます。

①「志望動機」と「自己PR」は力を入れて書く

採用担当者が一番力を入れて見ているのが、「志望動機」と「自己PR」です。この2つは特に力を入れて書くようにしましょう。

しかし、この「志望動機」と「自己PR」は何を書いたらいいのか分からず、一番苦手という人も多いはずです。これらをしっかり書こうとした場合、「自己分析」を行うことが必須になっていきます。

自己分析をしっかり行って、自分の「強みは何なのか?」「やりたいことは何なのか?」を明確にすることが大事です。

でも、「自己分析をどうやってやればいいか分からない」という人は、リクナビNEXTが無料でサービス提供している「グッドポイント診断LP 」を利用しましょう。

選択形式の質問に答えていくだけで、「自分では気がつかなかった強み」や「自分に合っている職種」を的確に診断してくれます。この「グッドポイント診断LP 」は自己分析をする上で必須とも言えるツールだと思います。 

自己分析について知りたい人はこちらの「転職活動では自己分析が必須!オススメの方法とツールを紹介!」に詳しく書きました。

②「職務経歴」は簡潔に書く

職務経歴に関しては長々と書くのではなく、簡潔に書くようにしましょう。

転職回数が少ない人はいいですが、回数が多い人はどうしても経歴が長くなりがちです。長々と書かれていると採用担当者の印象としても良くないので、転機となった重要な部分を重点的に書くようにしましょう。

③「見やすいデザイン」にする

職務経歴書は書く内容はもちろん大事ですが、「見た目をよくする」ことも大事です。

具体的には、「文字の大きさ」「フォント」「余白」などに関してです。

採用担当者にとって見やすい職務経歴書に仕上げるために、以下のことに注意して書くようにしましょう。

『見た目をよくするためのポイント』

①文字の大きさは10~12ptに程度にする

②文章は箇条書きにする

③文字のフォント(書体)を合わせる

④見出しや改行、句読点を活用する

⑤書いてある内容よりも余白を多くしない

まとめ

「履歴書と職務経歴の違い」と、それぞれの「書き方のコツ」について紹介してきましたが、最後に重要な点を簡単にまとめておきます。

要点まとめ

・履歴書は「正しい情報」をきっちり書く

・職務経歴書は自己分析をしっかり行い、特に「志望動機と自己PR」には力を入れて書く

いくら面接で自分をアピールしようと思っても、書類選考を突破しなければそれも叶わないので、履歴書・職務経歴書をそれぞれ「正しい書き方」で作成するようにしましょう。

職務経歴書の書き方については、「転スト」さんの下の記事も参考になります。

▶︎職務経歴書で抑えるべきポイントは?書類選考を有利に進める”効果的な書き方”

記事は以上です。

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