社会人だと、プレゼンや朝礼など、何かしらの発表をする機会が多いかと思います。
しかし
・「人前だと緊張してしまって上手に喋れない」
・「緊張すると、話す内容が飛んでしまう」
そんな人も多いのではないでしょうか?
僕も昔は、人前で話すのが大の苦手で、大勢の前に立つと、上手く声が出なかったり
頭が真っ白になってしまい、喋る内容を忘れてしまうことが度々ありました。
ですが、今では大勢の前でも、さほど緊張せずに話すことができるようになりました。
プレゼンの時に緊張していることが、伝わってしまうと、それだけで相手を不安にさせてしまい、いくらプレゼンの中身が良くても、相手を説得できなかったりするんです。
なので、プレゼンや発表のときに、「いかに緊張しないで話せるか」というのはとても重要になってきます。
今回は、僕が実践してきた中でも、効果的だと感じた
「人前で話す時に緊張しない方法・コツ」をいくつか紹介していきたいと思います。
人前で話す時に緊張しない4つの方法・コツ
それでは具体的に「人前で話す時に緊張しない方法・コツ」を紹介していきます。
結論から言うと、緊張しないための方法・コツは以下の4つです。
緊張した時にリラックスしようと意識しない
少人数でいいので、対人で話す練習をしておく
プレゼン・発表するときは、なるべく部屋を暗くする
観客の情報を前もって調べておく
それでは、それぞれ詳しく説明していきますね。
①:緊張した時にリラックスしようと意識しない
1つ目は「緊張した時にリラックスしようと意識しない」ことです。
もしも、プレゼンや発表などで緊張してしまった場合に、多くの人がしてしまいがちなのが
・「リラックスして、何とかして落ち着こうとする」
ことなんです。
これは、大学の研究でも分かっていることなんですが
「人はリラックスして落ち着こうと、意識すればするほど緊張してしまう」
そうです。
では、もし緊張してしまったらどうすればいいのか?
そんな時に効果的なのが
「自分は今、緊張しているのではない、やる気に満ちているんだ」
こう言うふうに、思い込むように意識することです。
じつは、緊張していること自体は、全然悪いことではないんです。
悪いのは、緊張していることが相手に伝わってしまうことです。
なので、緊張を抑えこもうとするのではなく、
緊張を「やる気に満ちている状態」と認識することがとても重要なんです。
緊張した時に、満ち溢れてきたエネエルギーを、「負のエネルギー」として捉えるのではなく
やる気に満ち溢れている「正のエネルギー」なんだと意識するようにして下さい。
「そんなことをやっても意味がなさそう」
そんなふうに捉える人もいるかもしれませんが、全然そんなことはです。
多くの人が、実際にこういった意識をやっていないだけなんです。
騙されたと思って試してみて下さい。
②:少人数でいいので、対人で話す練習をしておく
2つ目は「少人数でいいので、対人で話す練習をしておく」ことです。
人は誰でも、準備なし大勢の前で緊張しないで話すことはできないです。
なので、一対一でもいいので、普段から対人で話す練習をしておくことが非常に重要です。
このときに、「一対一でもいい」というのが肝で
「人は少人数でも大勢でも、緊張の度合いが変わらない」
からなんです。
つまり、少人数で話すことに慣れておけば、大勢の前に出ても大丈夫ということです。
例えば、「何かアイデアが浮かんだとき」や「報告書をまとめたとき」でもいいので
誰かに対して、意見を話すということを習慣づけしてみて下さい。
これを意識して続けるだけでも、全然違ってきます。
③:プレゼン・発表するときは、なるべく部屋を暗くする
3つ目は「プレゼン・発表するときは、なるべく部屋を暗くする」ことです。
これはなぜかと言うと
「人は暗いところでは緊張が抑えられるから」
です。
部屋を暗くすることで、発表者も、聞く人も、互いにリラックスした状態になることができます。
どうしても、部屋の明かりを暗くすることができない時はしょうがないですが
「プロジェクターを使いたい」などの理由をつけて、なるべく暗くした状態で、プレゼン・発表するようにしてみて下さい。
④:観客の情報を前もって調べておく
4つ目は「観客の情報を前もって調べておく」ことです。
前もって、話し相手の情報を調べておくことで、話し手の緊張感が減少することが、大学の研究の結果でも分かっています。
人はどうして緊張するのかと言うと
「相手の素性が分かっていない」
という、未知に対する恐怖感によるところが大きいんです。
なので、相手の情報を前もって知っておくことで、その恐怖感が減少されるんです。
相手の情報は深いところまで調べなくてもOKです。
「どこの部署の人なのか」
「出身地などこなのか」
「どんな性格なのか」
こういった、身の回りの軽い情報でも大丈夫です。
また、これらの情報を使う必要もないです。知っておくだけで大丈夫です。
以上が、「人前で話す時に緊張しない方法・コツ」になります。
いきなり全部をやろうとすると、しんどいと思うので、自分のやりやすそうな方法から試してみて下さい。
一つの方法が習慣化されて身についたと思ったら、次の方法を試してみて下さい。
ちなみに、プレゼンや発表など、日常での会話でも使えますが
相手に対して、「説得力を高めるテクニック」をこちらにまとめたので、よかったら参考にしてみて下さい。
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