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就活・転職の面接は嘘つき大会?捏造はばれる?許容範囲について徹底解説!

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こんにちは、ブラック企業からホワイト企業へ無事転職を成功させた、はるきちといいます。 

「就活や転職の面接って大なり小なり、嘘つき大会だよね」

「面接でついた嘘ってどのくらいばれてるんだろう?」

「面接のときの嘘って許容範囲はどのくらいなんだろう?」

みなさん、こんな感じのことを思ったことないですか?

これから、就活または転職活動を控えてる人のために

今回は「就活・転職の面接での嘘や捏造」というトピックの中で、以下の4つの内容について書いていきます。

当記事の内容はこちら

みんなどのくらい面接で嘘をついてる?

面接での嘘や捏造はどの程度ばれているのか?

面接での嘘や捏造の許容範囲はどのくらい?

みんなどのくらい面接で嘘をついてる?

・「誰とでもコミュニケーションがとれます!」

・「御社が第一希望です!」

・「学生時代はサークルとバイトで頑張っていました!」

こんな感じで、就活や転職活動では、少しでも自分を良く見せたい一心で、ついつい嘘をついてしまう人も多いのではないかと思います。

女性向けコミュニティサイトの「ガールズちゃんねる」では、2019年4月に

「就職・転職の面接で、受かるためについた嘘」というトピックが立ち、多くの人がコメントしています。

「○○の業務に挑戦したかったのですが前職で○○の業務はなかったので 」

「実際はあった」

「御社が第一志望です!!!」

「無職期間の理由は祖父母の介護にした(本当は前職場でのいじめでうつ病になった)」

「誰とでも上手くやっていけます! と、コミュニケーション能力が高いアピールした。 実際は人の好き嫌い激しく、誰とでもは上手くやってけない」
「×学生生活はバイトとサークルで頑張ってました ○本当はDVDやゲーム三昧のインドア生活だった」

これらはごく一部なのですが、読んでいると

「大なり小なり、けっこうみんな嘘をついてるんだなぁ」といった印象です。

では具体的に、どのくらいの人が面接で嘘をついているのでしょうか?

2018年にイシン株式会社が、社内の正社員100人に対して行った、「採用面接でウソをついたこと、ありますか?」というアンケートによると

「ウソをついちゃいました」という人が50%

「ついてません」という人が50%

という結果で、キレイに50対50に別れたそうです。

この割合が、全てに当てはまるというわけではありませんが

この結果を見る限り、結構な割合で面接で嘘をついているということが分かりますよね。

「面接は嘘つき大会」というのもあながち嘘でもなさそうです。

面接での嘘や捏造はどの程度ばれてるの?

アンケート結果では、半分の割合の人が面接を嘘をついているとのことだが

実際のところ、面接官はどの程度気づいており、嘘がばれているのでしょうか?

こちらは、リクルートキャリアが採用担当者300人に対して実施したアンケートの結果なのですが

選考中(エントリーシート、面接)の学生の「盛った話」に気づいたことはありますか?」というアンケートによると

・「気づく」と答えた人は73.7%

・「気づかない」と答えた人は26.3%

という結果だったそうです。

ちなみに、嘘だと気づくきっかけとしては

「就活生の態度」

「話を詳しく聞いた時に生じる矛盾」

「適性検査などの他の情報と合わせたときの信憑性の低さ」

特に、これら3つが挙げられていました。

このアンケートの結果を見ると、結構な割合で面接官に嘘がばれていることが分かりますよね。

面接での嘘や捏造の許容範囲はどのくらい?

前述では、面接でつく嘘に対して、70%以上の面接官が気づくと回答していましたが

嘘の全てが選考にマイナスに働いてしまうのでしょうか?

結論から言うと、ケースバイケースです。

選考にプラスに働くかマイナスに働くか、それとも全く影響なしなのかは、面接でつく嘘の内容によります。

それでは、「嘘のOK/NGの境界線」はどこなのか?

面接で許される、嘘の許容範囲について書いていきます。

大手企業で人事担当をしている知人に

「面接でどの程度の嘘なら許せるのか?」という質問に対して、ぶっちゃけたところを色々と聞いてみました。

結論から言うとNGの嘘/OKの嘘をまとめると、以下のような感じでした。

【NGの嘘】

 0を1にする嘘

スキル、資格、学歴を偽った嘘

健康状態を偽った嘘

第三者を利用した嘘

【OKの嘘】

量、幅広さ、質を誇張した嘘(※程度によるが)

志望の強さに関する嘘

自身の特徴や性格を偽った嘘

では、それぞれ簡単に説明しておきますね。

NG:0を1にする嘘

「やってもいないことや、経験したこともないこと」を「やったことがある、経験したことがある」という嘘はNGです。

1を5に偽る感じの嘘と違って、0を1にするという行動は、意外と勇気がいることだったり、行動力が必要なことが多かったりします。

なので、それを軽々しく、経験者ぶるのは悪い印象を与えてしまいNGです。

NG:スキル、資格、学歴を偽った嘘

「スキル、資格、学歴を偽った嘘」こういった、履歴書に関するものは、最もついてはいけない嘘です。

これらに関しては、少し調べれば分かったりしますし、万が一ばれずに内定をもらったとしても、内定取消しや解雇になる場合もあります。

何より、会社に迷惑が掛かるので、社会人として一番ついてはいけない嘘になります。

NG:健康状態を偽った嘘

「健康状態を偽った嘘」これも、会社に迷惑がかかってしまうので、ついてはいけない嘘です。

例えば

「脳や心臓に大きな病気を抱えている」

「糖尿病などの持病を持っている」

こういった感じの、働く環境に対して支障がある病気を偽ってしまうと、大きな問題に繋がる可能性があります。

業務中に何か問題があると、知らずに採用してしまった企業側も責任を問われてしまう可能性だってあります。

なので、何か病気を持っているようでしたら、偽らずに正直に告げるようにしましょう。

ただし、一つ注意して欲しいことがあります。

それが

「うつ病で療養していた期間がある場合」

です。

うつ病になったことがある人で、転職を考えている人ならば

「うつ病で療養したことがあることを告げるべきなのか?」

これは、悩むところですよね。

「うつ病の経験がある場合の転職活動」に関しては、下記の記事に詳しく書いたので、そちらを参考にしてみて下さい。

NG:第三者を利用した嘘

「第三者を利用した嘘」これに関しても、面接官に悪い印象を与えてしまうのでです。

例えば

・「〇〇部の〜さんと知り合いなんです」

・「有名企業の〜さんと一緒に仕事したことがある」

といったように、第三者を巻き込むような嘘は絶対にやめましょう。

OK:量、幅広さ、質を誇張した嘘

先ほど、0を1にする嘘はNGだと言いましたが

「量、幅広さ、質を誇張した嘘」、つまり、1を10にするような嘘に関してはOKです。

なぜなら、面接官は面接者が多少の誇張はしてくるものとして、接してくるからです。

ただし、1を100にするような、あまりにも誇張しすぎるような嘘はNGです。

OK:志望の強さに関する嘘

「志望の強さに関する嘘」というのはOKです。

例えば、「御社が第一志望です」といったような嘘のことです。

これは、多くの人がついたことがある嘘なのではないでしょうか?

・「第一志望と言わないと落とされる」

・「本当は第一志望じゃないけど、第一志望といえば内定が貰えるかもしれない」

こういった葛藤のすえ、どうしても第一志望だと嘘をついてしまいがちですよね。

この嘘に関してはOKです。

正直なところ、これに関しても、企業の面接官も嘘をつくのは想定の範囲内だからです。

問題なのは、なぜ第一志望なのか?と掘り下げられ聞かれた時なので、それに対する答えを事前にしっかりと準備しておくようにしましょう。

OK:自身の特徴や性格を偽った嘘

「自身の特徴や性格を偽った嘘」に関してもOKです。

例えば

・「誰とでも上手くやっていけます! と、コミュニケーション能力が高いアピール」

・「探究心が強く、興味を持ったことにはとことん追求する性格」

こういったように、自分の性格とは異なることを言ってアピールすることはNGではありません。

しかし、注意して欲しいのが、面接官は

「コミュニケーション能力」「探究心の強さ」のことなど全然注目していない

ということです。

その人の「性格」「人柄」などは、面接をしただけでは見抜くことは到底不可能だからです。

それよりも、面接官の人が見ているのは

「その人の第一印象から受ける好感度」

です。

なので、面接で良い結果を出すためには、嘘を単につくのではなく

いかに自分の好感度を上げるか」を考えることがとても重要になってきます。

まとめ

「面接のときの嘘や捏造」について話してきましたが、最後におさらいとして、まとめをしておきます。

【まとめ】

「結構な割合でみんな面接で嘘をついている」

「面接官のほとんどは嘘を見抜いている」

「OK/NGの嘘の境界線を見極める」

「面接官は性格や人柄ではなく、好感度を見ている」

面接の時に、OK/NGの嘘というものはありますが

基本的に企業側は、面接時に嘘を盛り込んでくるものだと想定しています。

面接官は、その人の性格や人柄をみるのではなく、面接時の好感度を見ているため、単に嘘をついたところであまり意味がありません。

なので、面接の時には

「いかに自分の好感度を上げるか」

に着目するようにしましょう。

ちなみに、「面接での好感度の上げ方」については、下記の記事にて詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

記事は以上になります。

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