みなさん、転職する意思があるなしにかかわらず、転職サイトって登録してたりしますか?
「転職を決意したから転職サイトは登録している」
「転職するか迷う、決断できないけど、とりあえず転職サイトには登録している」
「今の会社で定年まで働くつもりだから、転職サイトには登録していない」
いろんな考えの人がいると思います。
今回は、「若手社員の転職に対する意識」というトピックで面白い調査結果を見つけたので、それを紹介していきます。
当記事の内容はこちら
今の若手社員の転職に対する意識はこんな感じ
転職サイトに登録だけでもしておくメリット
今の若手社員の「転職に対する意識」はこんな感じ
会社員の人なら、多かれ少なかれ、転職について考えたことがあるのではないでしょうか?
最近、転職に関する記事で面白いものを見つけました。
一般社団法人能率了解(JMA)が、2019年の10月に「若手社員意識調査」として
全国の入社半年〜2年目の若手社員400人を対象に、職場や仕事内容に対する考え、現状への満足度を探ることを目的に調査を実施したという記事です。
この調査は、以下の3つのトピックに分けられているのですが
今回、面白いと感じたトピックが、一番最初の「転職に対する考え方」です。
調査のトピック
「転職に対する考え方」
「副業・兼業についてどのように思うか」
「入社時と比べて、スキル・能力がどう変わったか」
では具体的に、どういった調査内容で、どういった結果だったのか?
結果だけ先に言うと、こんな感じです。
「若手社員の約半数が転職を検討・活動中であり、転職サイトに登録している」
「今の会社に定年まで勤めるつもりの人でも、6割以上が転職に登録している」
この2つの中でも、特に面白いと感じたのが、2つ目の
「今の会社に定年まで勤めるつもりの人でも、6割以上が転職に登録している」
という結果です。
では、それぞれの結果を詳しく見ていきますね。
「若手社員の約半数が転職を検討・活動中である」
こちらの調査に関しては、「転職に対する現在の考え」を聞いたところ
「現在、転職活動中である」が3%
「近いうちに転職活動を始める予定だ」が12.3%
「転職を検討しているが、特に行動はしていない」が33.5%
「今のところ転職は考えていない」が29.5%
「定年まで今の会社に勤めるつもりだ」が21.8%
という結果だったそうです。
この結果を見ると
「全体の約半数が、転職を検討および活動中である」
ということが分かります。
最初は、こんなに多くの若手社員が、すでに転職を決意または、視野に入れているのかと驚きましたが
冷静に考えると
・「現在の有効求人倍率の異常な高さ(転職のしやすさ)」
・「ブラック企業がそこら中にはびこっているという現実」
この2つの視点から、多くの人が
「転職するかどうか迷う」「すでに転職を視野に入れている」というのは頷けます。
また、「転職サイト」に関しては
全体の46.8%が「転職サイトに登録している」と言う結果だったそうです。
「今の会社に定年まで勤めるつもりの人でも、6割以上が転職に登録している」
先ほど、転職サイトに全体の半数が登録していると言いましたが
じつはこの、「転職サイトに登録している」というのは
「転職を検討または活動中である」という人だけの数ではないんです。
なんと
「今の会社に定年まで勤めるつもり」と答えた人の、約6割以上が転職サイトに登録していいたんです。
定年まで勤めるつもりと答えた人でも
「もしかしたら転職するかも」
「念のために登録だけしておこう」
こういった思惑をもっている人が多いことが、この結果から読み取ることができます。
記事を読んでいて、この矛盾が非常に興味深かったです。
しかし、この「念のために転職サイトに登録だけしておこう」という思考、じつは、めちゃくちゃ正論なんです。
理由は次の章で説明していきます。
今は転職する気が無くても、転職サイトに登録だけでもしておくメリットとは
では、どうして
「今は転職する気がなくても、転職サイトに登録すだけでもしておく」というのが正論なのか?
それは、大きなメリットが2つあるからです。
そのメリットとは
「逃げ道があると分かり精神的にグッと楽になる」
「ストレスが限界に達した時、すぐに行動に移せる」
この2つです。
過去の転職経験からも、これらのメリットは本当に大きいと実感しました。
では、それぞれ詳しく説明していきますね。
逃げ道があると分かり精神的にグッと楽になる
まずは「逃げ道があると分かり精神的鬼グッと楽になる」
「転職サイト」に登録することで、さまざまな求人情報から
普段通りに過ごしていては「気付くことがなかった、いろいろな選択肢」に気付くことができます。
選択肢がたくさんあると、精神的にグッと楽になるんです。
「会社が辛いけど、自分はこの会社を辞めてしまっては終わりだ」
そんな風に思っている人はいませんか?
全くもってそんなこと、全然ないです。もし、今の会社が全てだと思っているのなら大間違いです。
世の中には、今の会社より環境の良い会社なんていくらでもあります。ただそれを知らないだけなんです。
ちなみに、今の転職市場というのは、一昔前の仕事であふれていた、あのバブル期を凌ぐほどの転職のしやすさです。
そんな状況に、気軽に転職を考えないんてほんとにもったいないです。
もし、転職をする気がない場合でも、
「自分にはこんなに選択肢があるんだ」
「いざとなったら辞めることだってできる」
こう認識しておくことが本当に重要です。
そう思うことによって、精神的にグッと楽になります。
じつは、上司は部下に会社を辞められるとデメリットしかないので、こっちが
・「選択肢はいくらでもあるんだ」
・「いつでも辞めてやる」
そういった気構えでいるだけで、社内でのストレスを減らして快適に過ごすことができるんです。
転職サイトを、普段のやる気を出すための「カンフル剤」や「精神安定剤」として利用してやりましょう。
ストレスが限界に達した時、すぐに行動に移せる
2つ目が「ストレスが限界に達した時、すぐに行動に移せる」ことです。
いきなりですけど、「今の仕事をやめて、転職活動をする理由」として多いのはなんだと思いますか?
以下は大手転職サイト『リクナビNEXT』が調査した、転職理由の本音ランキングです。
引用元: リクナビNEXT
上位の1位〜3位の理由を見ると、「人間関係」「労働環境」によるものです。
つまり、「精神的ストレス」や「肉体的ストレス」を感じて転職を決意することが多いということです。
そこで考えて欲しいのが
「もしそんな状態になってから、転職サイトに登録するので大丈夫なのか?」
ということです。
もしストレスが限界の状態になってから、登録して、それから、自分にあった仕事を探して、それに応募する。
僕の過去の転職経験からも断言できますが
これらの作業は思っているよりも、ずっとハードで、辛いものです。
なので、将来的に転職する可能性がゼロではない人は
ストレスが限界に達する前に、「転職サイト」に登録しておいて、どんな求人があるのかだけでも見ておく
このことが、本当に重要です。
「転職するかどうか迷う」と思ってから登録するのでは遅いんです。
転職サイトはこれだけ登録しておけばOK!
転職サイトは、たくさんの種類があって、どれに登録すればいいか迷うかもしれないですが
僕が過去に利用してきた経験から言うと
転職サイトなら、「リクナビNEXT」
とりあえず、これ1つで問題ないです。
理由は、「リクナビNEXT」は、最大手である「リクルートグループ」が手がけており、求人数や求人の質など、すべてにおいてトップクラスだからです。
これに登録しておけば、ほとんどが網羅できるので、間違いありません。
「リクナビNEXT」の「登録までの手順」と「おすすめの使い方」については、こちらに詳しく書いたのでよかったら参考にしてみて下さい。
記事は以上になります。
今は転職する気が無くても、転職サイトに登録だけでもしておくのはメリットが大きいので、本当にオススメします。
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