これから転職を考えている人にとっては
「ブラック企業は何としても避けたい」
「できることならホワイト企業に転職したい」
こう考えるのが普通ですよね。
では、ブラック企業とホワイト企業の違いとは具体的に何なのか?
これを正しく熟知していないと企業を見分ける段階で失敗してしまいます。
そこで今回は、「ブラック企業とホワイト企業の違いとは何なのか?」について詳しく書いていきます。
ブラック企業とホワイト企業の違い
では早速、ブラック企業とホワイト企業の違いを紹介していきます。
結論から言うと、ブラック企業とホワイト企業の違いは、以下の5つです。
離職率が高いかどうか
労働時間が適切かどうか
人材育成の制度がしっかりしているかどうか
有給休暇や育児休暇がしっかりとれるかどうか
困りごとを相談できる環境があるかどうか
それでは、それぞれ詳しく説明していきますね。
離職率が高いかどうか
まず1つ目が「離職率が高いかどうか」です。
この離職率によって分かるのが
「社員がどれくらい入れ替わっているか」
です。
当然ブラック企業であれば、社員はすぐに辞めてしまい、離職率が高くなる傾向にあります。
また、逆にホワイト企業であれば、社員は辞めることがないので、離職率が低くなります。
しかも、離職率というのは数値で分かるので、ブラック企業かホワイト企業かどうか見分けるのが比較的簡単です。
ちなみに、離職率に関しては「就職四季報」という情報誌で知ることができます。
ただ、「就職四季報」は本屋などでお金を出して買う必要があります。
参考に情報を下に載せておきます。
『就職四季報』総合版:定価2,000円(税別)
『就職四季報』優良・中堅企業版:定価2,000円(税別)
『就職四季報』女子版:定価2,000円(税別)
少し値段が高いと感じる人もいるかもしれませんが、この値段でブラック企業を判断できると思えば安いものではないでしょうか。
それでもお金を掛けたくないようでしたら、中央図書館や大学図書館で最新版を閲覧することも可能です。
労働時間が適切かどうか
2つ目が「労働時間が適切がどうか」です。
ブラック企業の場合、社員の体のことは考えず、会社の利益のを優先し、過度な残業時間を強いられる傾向にあります。
自分が過去在籍してたブラック企業では、月の残業時間が100時間を超えることは辺り前で、中には残業代が全く出ないこともありました。
一方、ホワイト企業の場合、残業は仕事の忙しさによって多少あるものの、ワークライフバランスが非常にとれている傾向にあります。
ちなみに、自分の今在籍しているホワイト企業は、月に20時間程度と辛すぎず、ちょうどいいバランスです。
もしも、過労死ラインと言われている月80時間の残業が続くようであればブラック企業である可能性が高いと言えるでしょう。
人材育成の制度がしっかりしているかどうか
3つ目が「人材育成の制度がしっかりしているかどうか」です。
人材育成の制度というのは主に
「新人研修」
「マニュアルの有無」
「スキルアップの社内講座」
などのことです。
ブラック企業では、これらの制度がしっかりしておらず、優秀な人材を育てることに投資しいません。「人材は使い回せばそれでいい」という考え方が多いんです。
逆にホワイト企業の場合、「社員一人一人を大事に育てよう」という理念がしっかり根付いており、これら人材育成の制度がしっかり整っています。
有給休暇や育児休暇がしっかりとれるかどうか
4つ目が「有給休暇や育児休暇がしっかりとれるかどうか」です。
ブラック企業の場合、有給休暇や育児休暇に対する概念が歪んでいます。基本的に、福利厚生と一緒で、「有給休暇は会社が自由に決めるものだ」という考え方なんです。
また、有給休暇は建前ではあると言いつつも、「有給休暇を取らないのが当たり前」という雰囲気を職場で作り出しています。
一方、ホワイト企業の場合、年間に取得できる有給休暇や育児休暇がしっかりと定まっており、自由に取ることができる雰囲気が整っています。
困りごとを相談できる環境が整っているかどうか
5つ目が「困り語を相談できる環境が整っているかどうか」です。
もし仕事のことで分からないことがあったとき、ブラック企業の場合、周りは誰も助けてくれないことが多いです。
自分のことで精一杯だったり、周りのことなんて知らんぷりという職場が当たり前だったりします。
自分も過去の職場で、周りが誰も助けてくれず、全然仕事が終わらず、夜遅くまで残業していたことが日常茶飯事でした。
一方、ホワイト企業の場合、個人的に仕事で困っていると周りの人が助けてくれたり、こちらの質問に対しても積極的に答えてくれることが多いです。
これらの情報収集には転職口コミサイトが最適
以上、「ブラック企業とホワイト企業の違い」について紹介してきましたが
でも、これらの情報を一体どうやって得ればいいのか?
結論から言うと、「転職口コミサイト」を活用するのが一番手っ取り早いです。
ただし
「どの転職口コミサイトを利用すればいいのか分からない」
「口コミサイトって信憑性はどうなの?」
こういった疑問もあるかと思います。
それに関しては、下の記事に、各種口コミサイトについて信憑性や評判など詳しくまとめたので参考にして下さい。
記事は以上です。
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