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規模は関係ない!大手と中小でブラック企業の特徴の違い【実話ベース】

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こんにちは、ブラック企業からホワイト企業へ無事転職を成功させた、はるきちといいます。 

「大企業だからブラック企業の心配は少ない」

「中小企業だからブラック企業かもしれない

こんな感じに、会社の規模でブラック企業かどうか判断してたりしないですか?

しかし、会社の規模というのは、ブラック企業かどうかにはほとんど関係ありません。

大手企業であろうと、中小企業であろうとブラック企業は存在します。

ただ、大手企業と中小企業とでは、ブラック企業の特徴が少し異なるので、今回はその辺を詳しく解説していきます。

自分が過去、大手企業と中小企業、両社のブラック企業を体験してきた実話を元にしているので信憑性は高いと思います。

大手ブラック企業の特徴とは

大手企業だから安心だと思っていたら大間違です。

自分も過去に大手企業に勤めていた経験がありますが、予想に反して見事なブラック企業でした。

最近では、「ブラック企業大賞」なるイベントが毎年行われており、誰もが知る大企業の多くがブラック企業としてノミネートされて一般公表されていたりします

例えば、「三菱電機」 「セブンイレブン・ジャパン」 「楽天株式会社」 「パナソニック」などなど、毎年多くの大企業がブラック企業として、一般的に知れ渡っています。

「ブラック企業大賞に関しては、下記の記事に詳しくまとめたので参考下さい。

ではなぜ、大手企業がブラック企業になってしまうのか?

大手の中でもブラック企業化してしまった企業には、以下のような特徴があります

大手ブラック企業の特徴

企業利益を優先しすぎて労働者を追い詰めている

大企業特有の環境で仕事ができない人が増加している

責任を取らない管理職が多い

人間関係が難しくストレスが溜まりやすい

一つの案件にやたらと承認が必要で仕事が全然進まない

では、それぞれそ詳しく説明していきますね。

企業利益を優先しすぎて労働者を追い詰めている

1つ目の特徴が「企業利益を優先しすぎて労働者を追い詰めている」ことです。

昔と違って、最近では大手企業であっても容赦なく倒産に追いやれている状況です。

そのため、企業はどうしても利益を優先してしまい、労働者を気にかけることが二の次になってしまってるケースが多かったりするんです。

自分が勤めていた会社では、競合会社との差別化を図るために、新しい事業に手を出していました。

新しい事業を始めるのは別にいいのですが、利益を優先しすぎて、無理難題を無謀な納期で押し付けられていました。

結果、通常の勤務時間では全く時間が足らず、長時間残業や休日出勤は当たり前になっていました。

また、大手企業ゆえに残業規制が厳しいという理由で、サービス残業にさせられていました。

長時間労働に残業代不払い、ブラック企業以外のなにものでもなかったです。

大企業特有の環境で仕事ができない人が増加している

2つ目の特徴が「大企業特有の環境で仕事ができない人が増加している」ことです。

「大企業に勤めているから優秀な人材だ」

こう思っている人がいるかもしれませんが、まったくもってそんなことありません。むしろ、無能な人間が多いと感じたくらいです。

理由は大企業特有の環境にあって、大企業は人が多いぶん、仕事が分業化されています。そのため下請け会社に仕事を割り振りして、納期管理だけしていることが結構あります。

結果、全体を把握できておらず、何も仕事が分かっていない社員が増えてしまいます。

長年勤めている人でも知識が乏しく、会社のノウハウの蓄積がほとんどないなんてことも結構あったりします。

そんな状況で、不況だから新規事業やら自社生産をしていくと言われても到底無理だと感じました。

責任を取らない管理職が多い

3つ目の特徴が「責任を取らない管理職が多い」ことです。

大企業というのは従業員数が多く、仕事に対しての責任者の存在があやふやな場合が多かったりします。

しかも、管理職の人は自分の責任になることを恐れており、責任逃れや、他人に責任を押し付けるなんてことがしょちゅうありました。

自分の身の安全ばかり考えてる管理職のせいで、部下に責任が飛んできていました。

人間関係が難しくストレスが溜まりやすい

4つ目の特徴が「人間関係が難しくストレスが溜まりやすい」

大手企業は中小企業よりも、出身校や合併前の会社ごとなどで「派閥」が生まれやすく、その結果、人間関係が難しいことがあったりします。

マイペースに進めたい人にとっては、なおさら辛い環境だと思います。

また、同僚や上司に関係なくプライドの高い人が多く、発言や行動にも気をつけなけばいけない場面もありました。

人間関係を壊してしまうと仕事にも影響してしまうので、何とか上手くやっていこうと気を使っていると、ストレスが限界に達してしまう危険性すらあるんです。

1つの案件にやたらと承認が必要で仕事が全然進まない

5つ目の特徴が「1つの案件にやたらと承認が必要で仕事が全然進まない」ことです。

大手企業では1つの案件を通すのに、何人もの上司承認が必要なんてことは当たり前だったりします。

1人の承認が得られても、他の承認が得られないから資料を作り直す。作り直した結果、その人の承認は得られたけど、今度は前に承認してくれた人にダメ出しされた。

結局、全員の承認を得るために、全員の好みに合わせた資料を作らなければ、一向に仕事は前に進まないんです。

ビジネス書によく書かれている「仕事の効率化」という言葉なんて全く通じません。

報告資料もいろんな役職の人達用に、違う資料を何枚も作成しないといけないため、ストレスが溜まるだけで、達成感なんてまったく感じられないことが多かったです。

以上、大手ブラック企業の特徴になります。

中小ブラック企業の特徴とは

では次に、中小のブラック企業の特徴を紹介していきます。

「中小企業にはブラック企業が多いと感じている人も結構いるかと思います。

そう感じるのにも理由があって、中小企業には以下のような特徴を持っている企業が多いからです。

中小ブラック企業の特徴

労働組合がないため企業の言いなりなっている

大手から仕事を受注しすぎている

法律違反をしても影響が少ない

家族経営で身内びいきになっている

トップダウン経営になっている

では、それぞれを詳しく説明していきますね。

労働組合がないため企業の言いなりなっている

1つ目の特徴は「労働組合がないため企業の言いなりになっている」ことです。

大手企業の多くに労働組合が存在しますが、中小企業では労働組合が作れていない企業が多いです。

労働組合というのは、企業と当事者の間に起こった労働問題を改善することを目的として活動している、労働者による連帯組織のことです。

そのため、労働組合がないと、労働者の不満の声を企業側に伝える手段が皆無になってきますよね。

不満の声が企業側に伝わらないと、今の労働環境で間違ってないと勝手に判断されて、劣悪な環境がいつになっても改善されないまま続いてしまう可能性が高いんです。

実際に、自分の過去に勤めていた中小企業にも労働組合はなく、賃金の引き上げ交渉もできず、低賃金で長時間労働させられていました。

大手から仕事を受注しすぎている

2つ目の特徴は「大手から仕事を受注しすぎている」ことです。

中小企業の多くは、親会社や大手会社から下請けの仕事を受注しています。

しかも、中小企業は経営に余裕がないことを理由に、大量の仕事を受注しているケースが多いんです。

もちろん下請けの仕事なので、ノルマや品質管理が求めら、その結果しわ寄せで、長時間残業や休日出勤などの長時間労働を強いられるわけです。

自分の勤めていた会社では、厳しい納期のため、月の残業時間が100時間を超えることもざらにありました。

法律違反をしても影響が少ない

3つ目の特徴は「法律違反をしても影響力が少ない」ことです。

例えば、「ハラスメント」 「残業代未払い」 「長時間労働」 これらが原因で労働基準法違反を犯した場合

一部上場している大企業であれば、「あの会社はブラックだ」という評判が広まり、株価に影響して会社しては大ダメージですが

一部上場していない中小企業の場合、株価は関係ないので、大手企業よりは社会的影響が少ないんです。

そのため、中小企業の経営者は、大手企業よりも労働基準法を守ろうというブレーキ意識が低いことが多かったりします。

家族経営で身内びいきになっている

4つ目の特徴は「家族経営で身内びいきになっている」ことです。

家族経営の会社というのは、中小企業がほとんどです。

そして家族経営というのは、どうしても身内びいきになってしまうという傾向が強いので、身内ではない社員は理不尽な扱いを受けることが結構あります。

しかも家族経営は、法律を学んだり、労働のルール遵守することを疎かにする経営者も多く、ブラック化する場合があります。

トップダウン経営になっている

5つ目の特徴は「トップダウン経営になっている」ことです。

「トップダウン経営」という言葉をご存知ですか?

簡単に言うと、社長の指示がそのまま下に伝えられ、それに従って動く、経営管理方法のことです。

このトップダウン経営が当たり前になると、「上の指示は絶対服従」という意識が強くなってしまい、働かされている社畜状態になってしまいます。

ちなみに、トップダウン経営の逆で、「ボトムアップ経営という言葉があります。

このボトムアップ経営を積極的に取り入れている企業というのは、社員一人一人に仕事について考えてもらおうとい意識が強まり、風通しのよい職場になる傾向があったりします。

以上、中小ブラック企業の特徴になります。

少しでもブラック企業だと感じたら絶対にやるべきこと

中小企業と大企業、両社のブラック企業の特徴について紹介してきましたが、どちらに限らず、今の職場がブラック企業だと感じたのなら、絶対にやっておいたほうがいいことがあります。

それは

職場からいつでも逃げられる準備をしておくこと

です。

でも、具体的には何をすればいいのか?

それはすごく簡単で

転職サイトに登録だけしておく

ことです。

これには大きな理由が2つあり

 ストレスが限界に達してから転職サイトに登録するのでは遅すぎる

 逃げ道があると分かると精神的にグッと楽になる

この2つです。

僕も過去、2度の転職経験があるのですが、ストレスが溜まってくると本当に登録する気力すらなくなってきます。

なので、ある程度余裕のある今のうちに登録だけサクッと済ませておくほうが絶対にいいです。

ちなみに、登録や利用は無料で、時間も5分もかからないくらいです。

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記事は以上になります。

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