今でこそホワイト企業に転職することができましたが、新入社員として、最初に入社した会社は超が付くほどのブラック企業でした。
やがて心身共に耐えきれなくなり、転職を決意しましたが、次の職場もブラック企業で、その後も転職を数回繰り返してきました。
長年いろんなブラック企業に勤務していたため、嘘とも思えるようなやばい体験もたくさんしてきました。
今回は実話に基づいて、「いくつものブラック企業を渡り歩いてホワイト企業に転職するまでの体験談」として、以下のトピックについてお話ししていきます。
これから転職を考えている人は参考にしてみて下さい。
『当記事のトピックはこちら』
ブラック企業を渡り歩いて分かった!ブラック企業の7つの特徴
実話!ブラック企業時代のあり得ない体験談
ブラック企業居続けたことで変わってしまったこと
どうしてホワイト企業に転職することができたのか?
職場がブラックだと感じたら真っ先にやるべきこと!
ブラック企業を渡り歩いて分かった!ブラック企業の7つの特徴

ブラック企業とはどんな会社のことを指すのか?
その定義は様々であり、人それぞれの価値観や捉え方にもよるので一概にこれだとは言いきれません。
しかし、自分の過去働いてきた会社の中で共通して「これはブラック企業の特徴だ」というものがいくつかあります。
それが、以下の7つです。
セクハラ、パワハラ、モラハラが横行している
30代〜40代の社員が少なく、人の入れ替わりが激しい
長時間労働・サービス残業が当たり前
暴言や嫌がらせで自主退職をしている
過労死やうつ病で自殺者がいる
最初は極端に優しいが、態度が急に変わる
派遣社員や契約社員がやたらと多い
これら7つの特徴は、過去のブラック企業の多くに共通しているものでした。もしどれか一つでも該当するようならブラック企業として疑った方がいいと思います。
ちなみに、これら7つの特徴に関しては、以下の記事に詳しくまとめてあるのでよかったら参考にして下さい。
実話エピソード!ブラック企業時代のありえない体験談

では次に、実話エピソードに基づいて、過去のブラック企業時代にの体験談をいくつかご紹介していきます。
ブラック企業の朝礼がぶっ飛んでいた話
まず最初に紹介するのが、多くの企業で行われているであろう「朝礼」に関しての体験談です。
自分の過去勤めていた会社でもほとんどで朝礼が行われていました。
本来であれば、朝礼というのは、社員同士の情報共有や意思疎通、社内の全体把握を目的としており、仕事をスムーズに行い、生産性を上げるために行われるものです。
しかしながら、過去に体験してきた朝礼は、どれもがぶっ飛んでおりパワハラとしか思えないものばかりでした。
その内容というのが
「精神論ばかりの社訓を社員全員で大声で唱和」
「1時間にもおよぶ説教」
「オフィスの周りを掛け声をしながらランニング」
こんな感じです。
過去のブラック企業では、これらのことが朝礼があるたびに行われていました。
ブラック企業というのは、そもそも社訓自体がやばく、精神論がぎっしりと詰まっているものが多いです。
そんな社訓を毎朝、社員全員で大声で唱和させられていました。
例えば
「諦めません、逃げません、達成するまでは!」
「仲間とは心の繋がりである」
こういった、今思えば笑ってしまいそいうになる社訓を大声で唱和させられ、声が少しでも小さいと、容赦なく罵声が浴びせられていました。
また朝礼では、社員一人一人に成果報告をさせられる時間があったのですが、その報告内容が悪かったり、成果を出せていない社員に対しては、ぐちぐちと説教が始まります。
説教が始まると大体30分以上は続き、朝の貴重な時間が失われていっていました。その時間があればいくらか会社に貢献できたであろうに…。
極め付けは、掛け声とともにオフィスの周りを全員でランニングさせられていたことです。
これを最初にやらされたときは本当にぶっ飛んでいると感じました。
ランニングをやる理由は「脳が冷めて効率が上がるから」だそうです…。発想が脳筋の体育会系そのもので、みんな嫌々やらされていました。
みなし残業制度を悪用して長時間労働させられていた話
社会人の方でしたら「みなし残業制度」という言葉は聞いたことがあるかと思います。
みなし残業制度とは、残業をするしないに関係なく、毎月決まった固定の残業代を支払う「固定残業制度」のことです。
ブラック企業は、この固定残業制度を採用しているところが多く、自分の勤めていた会社ではこの制度を悪用して長時間労働を強いられていました。
残業時間は80時間を超えることはほとんどで、ひどい時には100時間を超えることもしばしばありました。
普通だったら時間に応じて、残業代が支払われるところが、みなし残業制度を採用しているため固定の残業代しか支払われていませんでした。しかも、時給に換算すると100円にも満たない微々たる金額です。
新入社員のころは、みなし残業を悪用するブラック企業の手口を知らなかったので、残業をしなくても固定の金額が支払われるなんていいかもと、安易な考えをしていました。
早朝出勤や昼休み労働を強いられていた話
これは社会人になって3年目の頃で、営業の仕事をしていたときの話です。
営業の仕事はとにかく労働時間が多く、月の残業時間が100時間を超えることも珍しくなかったです。
しうかしながら、この残業100時間というのは、勤怠上の記録としては20時間程度とかなり少ないものでした。
どういうことかというと
「タイムカードを通す前に早朝労働させられる」
「昼休み返上で労働させられる」
「タイムカードを切ったあとに労働させられる」
こういったことが頻繁に行われていたため、実際は100時間は超えているのに、記録としては20時間程としか残っていなかったです。
まぁこれはブラック企業では結構あるあるネタだと思います…。
上司からは「昼休みまでに終わらせておけよ」「残業するならタイムカードを切っておけよ」こういった指示を平気でしてくるわけです。
飲み会がハラスメントのオンパレードだった話
最後は、ブラック企業にありがちなハラスメント系の話です。
これは入社して2年目頃の話です。当時勤めていた会社では、いろいろな部署から新人が集められて、重役と新人社員とで親睦という名の飲み会が開かれました。
飲み会が始まると早速、新人たちはそれぞれの重役のところにお酒を持っていき、お酌をして回るというのが定番でした。
自分もお酌をして回ろうと重役のところにいったその瞬間でした
「お前じゃなくてあっちの女の子に注がせろ」突然、こう言われました。
逆らうわけにもいかず仕方なく、その女性に事情を説明しバトンタッチしましたが、女性は長い時間その重役に執拗に絡まれていたのを覚えています。
また、飲み会の中盤では、重役から「お前ら何か面白いことをやれ」という無茶振りをされたりと、さんざんな飲み会でした。
ブラック企業に居続けたことで変わったしまったこと

ブラック企業での体験エピソードをいくつかご紹介しましたが、ブラックな環境で数年間働き続けてしまった結果、以前と比べて良くない方向に変わってしまったことがいくつかありました。
それが、以下の6つです。
体の健康が損なわれてしまった
うつ病になってしまった
新しいことにチャレンジしなくなってしまった
「すみません」が口癖になってしまった
ハードな労働は美徳だと感じるようなってしまった
金銭面でかなり損をしてしまった
これらの状態というのは、今思うと非常に危険だったと思います。
しかし、ブラック企業で働いている時は、物事を客観的に捉えることが困難な状態に陥っていたため、正常な判断をすることができずにいました。
いわゆる、洗脳状態に陥っていました。
どうしてホワイト企業に転職することができたのか?

ブラック企業での体験談ばかり話してきましたが、最終的にホワイト企業へと無事に転職することに成功し、今では「心身的な自由」「時間的な自由」「金銭的な自由」これら3つを得ることができました。
では、どうしてホワイト企業に転職することができたのか?
それは、繰り返し転職することで、ブラック企業とホワイト企業の見分けるコツを身に付けることができたからです。
「ブラック企業」と「ホワイト企業」のそれぞを見分けるポイントは、以下のとおりです。
求人情報で頻繁に見かける
求人内容の表現が誇大である
募集人数がやたらと多い
若い人材の登用をアピールしている
面接時に具体的な話をしたがらない
面接官の人数がやたらと多い
面接後にすぐ内定が出る
社員の入れ替わりが激しい
業績が伸びているかどうか
「BtoB」or「BtoC」どちらの企業か
離職率が低い
平均年収が高い
福利厚生がしっかりしている
これらの見分けるポイントを見極めることで、無事ホワイト企業へと転職することができました。
これらの「ブラック企業とホワイト企業を見極めるコツ」については、以下の記事に詳しくまとめてあるので、よかったらご参考下さい。
職場がブラックだと感じたら真っ先にやるべきこと!

最後になりましたが、もしも今の職場がブラック企業だと感じたのなら、将来的に転職する、しないに関わらず、必ず先にやっておいたほうがいいことがあります。
それは
職場からいつでも逃げられる準備をしておくこと
です。
でも、具体的には何をすればいいのか?それはすごく簡単で
だけでもしておくこと 『転職サイト』に登録
です。その大きな理由は
ストレスが限界に達してから転職サイトに登録するのでは遅すぎるから
逃げ道があると分かると精神的にグッと楽になるから
この2つです。
僕も過去、2度の転職経験があるのですが、ストレスが溜まってくると本当に登録する気力すらなくなってきます。
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