履歴書や職務経歴は書類選考を突破するために必要不可欠なものです。
しかしながら、履歴書や職務経歴書というのは、自己PRで何を書いていのか分からなかったり、意外と書くのが面倒だったりします。
そんなときに便利なのが、リクナビNEXT(ネクスト)が提供しているレジュメ(履歴書・職務経歴書)の自動作成機能です。
この機能を使えば履歴書や職務経歴書を簡単に作成することができます。
今回は「リクナビネクスト(NEXT)のレジュメ自動作成機能」について詳しく紹介していきます。
これからレジュメを作成予定の方や、作成するのが面倒臭いという人はぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
リクナビNEXT(ネクスト)のレジュメ作成機能とは?

まず最初にリクナビネクスト(NEXT)の「レジュメ作成機能」について説明しておきます。
リクナビネクストには履歴書と職務経歴書を作成するのが面倒という方のために、自動でレジュメを作成してくれる機能が備わっています。
詳しいやり方は後ほど説明しますが、あらかじめ自分のプロフィールや職務経歴、自己PR、取得スキル、志望動機などの情報を登録しておくと、ワンクリックするだけで入力した内容に沿って、履歴書・職務経歴書を自動で作成してくれます。
作成された書類はWord形式でダウンロードすることが可能です。(※スマートフォンでは「職務経歴書」のみダウンロード可能です。「履歴書」と「職務経歴書」の両方をダウンロードする場合はPCが必要です。)
履歴書と職務経歴書の完成イメージは、以下のとおりになります。
リクナビNEXT(ネクスト)で履歴書・職務経歴書を作成してみる

では実際に、レジュメ自動作成機能を利用して「履歴書・職務経歴書を作成する流れ」を紹介していきます。
まずはリクナビネクストのサイトにログインします。まだ会員登録を行っていない人は無料で登録できるので会員登録を行なって下さい。
下図のように、リクナビネクストの無料会員登録のページが表示されたら、登録ボタンをクリックします。
下図のようにリクナビネクストの会員登録の流れに沿って必要事項を記入し、登録を行なっていきます。登録は完全無料で、3ステップで完了するので5分もあれば登録が可能です。
ちなみに、登録時にメルマガ受信のチェックを外しておけばメルマガが送られこないので、受け取りたくない人はチェックを外しておくと良いです。
「左上のリクナビNEXTマーク」からトップページにログインします。 リクナビネクストの無料登録が完了したら、下図のように

「履歴書・職務経歴書」の項目をクリックします。 トップページが表示されたら、左上の
※書類はそれぞれword形式でダウンロードされます。 「職務経歴書・履歴書をかんたん出力」という項目の中に、「職務経歴書」と「履歴書」をダウンロードするボタンがあるのでクリックします。
なお、スマートフォンでは「職務経歴書」のみダウンロード可能です。「履歴書」と「職務経歴書」の両方をダウンロードする場合はPCで行なって下さい。

ダウンロードされた職務経歴書・履歴書をそれぞれWord形式で開きます。必要に応じてプリンタで印刷したり、PDFに変換して利用します。
リクナビNEXT(ネクスト)の登録情報が反映される項目

リクナビネクストに登録したプロフィールや職務経歴、自己PR、取得スキル、志望動機などすべてが自動作成したレジュメに反映されるわけではありません。
ダウンロードした職務経歴書・履歴書に反映される項目は以下の画像の赤枠の箇所のみとなります。



<レジュメ作成に反映される項目>
「氏名」「生年月日」「性別」「電話番号」「住所」「社名」「在籍期間」「業種」「自己PR」
その他の項目に関しては直接WordまたはExcelにて入力する必要があります。
登録内容の変更と情報の追加方法

先ほど紹介した項目に関しては自動的にレジュメに反映されますが、学歴や資格、免許の月日、顔写真、本人希望欄、顔写真など、その他の項目に関しては直接WordまたはExelに入力する必要があります。
しかし、履歴書や職務経歴書としてのベースは自動で作成してくれるため、最初から作成するよりはかなり時間の短縮になるため、このベースを元に書類を完成させていきましょう。
また一度登録した内容を修正したり、情報を追加することも可能です。
以下の図のレジュメ自動作成機能のページから情報の修正・追加ができます。

スカウトレジュメへの登録を完了させておく

先ほどレジュメの自動作成の流れを説明しましたが、トップページから履歴書・職務経歴書をクリックした際に
「スカウト登録が完了していないためページを表示できません」
このように表示される、または以下のような画像が表示される場合は、職務経歴書と履歴書を出力をするための情報が不足しているため、あらかじめスカウト登録をする必要があります。

画面の指示に沿って必要事項を入力していって下さい。入力が完了したらレジュメの自動作成機能が利用できます。
履歴書・職務経歴書のテンプレートをダウンロード

リクナビネクストではレジュメの登録内容に沿って自動で履歴書や職務経歴書を作成できますが、履歴書・職務経歴書のテンプレートもそれぞれダウンロードすることが可能です。
もし「白紙の状態から自分で文章を作成していきたい」という方はテンプレートをダウンロードして利用すると便利です。
ダウンロードは「Word形式」「Excel形式」「PDF形式」から好きな形式を選択することができます。
パソコンで文章を入力したい方はWord形式かExcel形式を、手書きで対応したい場合はPDF形式でダウンロードしてプリンター印刷すると良いでしょう。
履歴書と職務経歴書はこちらからダウンロードすることができます。書き方の見本も記載されているので、どのように書けばいいか分からない人は参考してみて下さい。
「履歴書・職務経歴書の書き方のコツ」については、以下の記事に詳しく書いてあるのでよかったら参考にして下さい。
レジュメの自動作成をするメリット

リクナビネクストのレジュメ自動作成機能を利用して履歴書・職務経歴書をかんたん出力するメリットについて紹介します。
レジュメの自動作成するメリットは、以下の4つです。
求人応募するまでの時間を短縮できる
スカウト機能によるオファーの数が増える
他の転職サイトの応募にも活用できる
書類選考の通過率が向上する
求人応募するまでの時間を短縮できる
1つ目は「求人応募するまでの時間を短縮できる」ことです。
どの求人に応募するにしても履歴書と職務経歴書の作成は必須となってきます。しかし、履歴書と職務経歴書の作成はそれなりに時間がかかり意外と面倒だったりします。
そんな時にリクナビネクストのレジュメを完成させてさえおけば、あとは完成に近い形で自動でアウトプットしてくれるので応募書類の作成の時間をかなり短縮することができます。
スカウト機能によるオファーの数が増える
2つ目は「スカウト機能にるオファーの数が増える」ことです。
レジュメ自動作成機能を利用するにはレジュメの項目を記入して完成させる必要がありますが、レジュメを完成させることによって、リクナビネクストのオファー機能も使えるようになります。
オファー機能が使えると、企業からスカウトされる数も増えるため転職活動を有利に進めることができます。
「経験職務」「自己PR」「希望条件」などの項目は、企業や転職エージェントがよく検索に使ったり、目を通す項目なのでしっかり入力するようにしましょう。
3か月に1度は、レジュメ項目の最新情報を追加することをお勧めします。
スカウトの中には面接確約のオファーもあったりするため、結果的には応募書類の作成が必要なくなったりして面接だけで内定がもらえる可能性も十分あります。
他の転職サイトの応募にも活用できる
3つ目は「他の転職サイトにも活用できる」ことです。
リクナビネクストで求人応募する場合はレジュメに記載した内容で応募することが可能ですが、他の転職サイトを利用する場合は別途、履歴書と職務経歴書を作成する必要があります。
しかし、レジュメ自動作成によって履歴書と職務経歴書を作成しておけばWord形式やPDF形式でダウンロードが可能なため、リクナビネクスト以外の転職サイトでの応募の際にも書類を使いまわして活用することができます。
応募書類をファイル添付しなければいけないときにとても便利な機能となっています。
書類選考の通過率が向上する
4つ目は「書類選考の通過率が向上する」ことです。
リクナビネクストでレジュメの内容を充実させておくと、求人応募した際の通過率が上がります。
履歴書と職務経歴書を書くときのコツ

履歴書や職務経歴書を書くのが苦手という人も多いかと思います。
そんな人のために、履歴書と職務経歴書を書く際のコツをいくつかご紹介します。
履歴書・職務経歴書を書くときのコツは、以下の3つです。
志望動機と自己PRに力を入れて書く
職務経歴書は簡潔に書く
デザインは見やすくする
志望動機と自己PRに力を入れて書く
履歴書・職務経歴書の中で、採用担当者が一番見ているのが「志望動機」と「自己PR」です。なので、この2つに関しては力を入れて書くようにしましょう。
しっかりした志望動機や自己PRを書くためには自分の強みをしっかりと把握するための自己分析が必須となってきます。
職務経歴書は簡潔に書く
職務経歴書に関しては、相手にしっかりと伝わることが大事なので、長々と書くのではなく、重要なことを簡潔にまとめて書くようにしましょう。
転職回数が多い人になるとどうしても経歴が長くなりがちですが、経歴を長々と書いてしまうと採用担当者の印象もあまりよくないので、転機となった重要な部分のみ抜粋して重点的に書くようにするとよいです。
デザインは見やすくする
履歴書と職務経歴書ともに書く内容はもちろん大事ですが、デザインを整えて見た目をよくすることも重要です。
「文字の大きさ」「フォント」「余白」に関しては以下のことに注意して書くようにしましょう。
文章は箇条書きにする
文字の大きは10~12pt程度にする
見出しや改行、句読点を活用する
文字のフォント(書体)を合わせる
自己PRが書けない人の強い味方「グッドポイント診断」

履歴書・職務経歴書で必ず記入しないといけないのが自己PRですが、自分の長所や強みというのは客観的に把握するのがなかなか難しいかと思います。
そんな時にぜひ利用してもらいたいのがリクナビネクストの『グッドポイント診断』です。
グッドポイント診断とは「自分の強み」を洗い出してくれる自己分析ツールのことです。
200問以上の質問に答えて行くだけで自動で「自分の強み」を診断してくれます。質問は選択形式なので直感で答えていきばいいのでそれほど時間はかかりません。
自分がやったときはだいたい20分くらいかかりました。
このグッドポイント診断は就職活動でもおなじみの「SPIテスト」を開発したリクルート独自のノウハウが詰め込まれているため、診断結果の信憑性は非常に高いです。
しかもリクナビネクストに登録しておくだけで無料で利用できます。これから転職活動を検討している方や、すでに転職活動中の方も、自己分析に非常に役立つツールなのでぜひ活用してみて下さい。
「グッドポイント診断の使い方や活用方法」については、以下の記事に詳しく書いてあるのでよかったら参考にして下さい。
作成した履歴書・職務経歴書は転職エージェントに添削してもらおう

リクナビネクストのレジュメ自動作成機能を利用すれば簡単に履歴書・職務経歴書が作成できますが、書類の内容が書類選考に通るものかどうか不安だと思います。
リクナビネクストは転職サイトなので履歴書の自動作成はできても、添削まではできません。(※リクナビネクストにも一応添削機能はありますが機械が行うためおすすめしません)
そんな時におすすめなのが、転職エージェントに履歴書・職務経歴書の添削を依頼をすることです。
転職エージェントとは、プロの担当アドバイザーが一人付き、求人選びから応募、面談までの相談まで転職活動のあらゆるサポート行なってくれるサービスのことです。
転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書の添削を転職のプロが行なってくれるので、書類内容に不安がある方にはぴったりです。しかもサービスはすべて無料で利用することができます。
転職エージェントの中でも特におすすめなのが、「リクルートエージェント」公式HPはこちらです。
リクルートエージェントは、リクナビネクストと同じ株式会社リクルートが運営している転職エージェントであり、担当アドバイザーの質や求人数ともにトップクラスです。
しかも、同じ会社が運営しているため、リクナビネクストで見つけた良さそうな求人情報に関して担当アドバイザーの意見を聞くこともできるので転職活動を有利に進めることができます。
最後に

リクナビネクストで利用できるレジュメの自動作成機能について紹介してきましたが、履歴書・職務経歴書を書くのが面倒臭いという人はぜひこの機能を活用してみて下さい。
履歴書・職務経歴書にかけていた時間が短縮され、その分の時間を他に回すこができるため、転職活動を有利に進めることができます。