こちらのページは、転職活動をスムーズに進めるための手順書(マニュアル)「前編」の続きの「後編」になります。
「前編」をまだ見ていないという人は先にこちらから読んでみて下さい。
それでは、転職活動の手順書(マニュアル)「後編」をどうぞ。
転職活動の全体の流れ
「前編」同様におさらいもかねて、まずは転職活動の全体の流れを説明しておきます。
STEP①:自己分析
STEP②:求人情報の収集
STEP③:応募書類作成・送付 👈「後編」の内容はここから
STEP④:面接
STEP⑤:内定
STEP⑥:現職の退職※
STEP⑦:内定先に入社
※STEP⑤の現職の退職については、今の仕事を続けながら転職活動をする場合の位置になります。もしも退職してから転職活動をする場合は、「現職の退職」の順番は「STEP①:求人情報の収集」よりも前になります。
それでは、続きのSTEP③から内容を詳しく見ていきましょう。
なお、STEP⑤「内定」と、STEP⑦「内定先に入社」に関しては、特に詳しい説明はないので、割愛させてもらいます。
STEP③応募書類作成・送付
応募する企業が決まったら、次にすることは「応募書類」の作成・送付です。
ここで言う応募書類というのは具体的に「履歴書」と「職務経歴書」、この2つのことを指します。
それぞれの違いや、書き方のノウハウに関してはこちらの記事にまとめました。
STEP④面接
応募先の企業に一通りの書類を送付したら、次はいよいよ企業との「面接」です。
内定が貰えるかどうかは、この面接にかかっていると言っても過言ではありません。
しかし、緊張してしまい「面接が一番苦手」という人も多いはずです。面接はその時のアドリブが効くかどうかも確かに重要ですが、それ以上に重要なのが、「面接に向けてしっかり準備をしてきたかどうか」です。
面接で聞かれる内容というのはおおよそ決まっています。(もちろんすべてそうではないですが)なので、面接に向けてしっかり準備をしておくことが一番重要なんです。
面接で必ずといっていいほど聞かれるのが、「自己紹介・自己PR」「長所・短所」「退職理由」の3つです。
この3つの質問に対して、しっかり対策をしておくことが基本になります。これら3つの対策に関する記事を以下にまとめておきます。
最後に、面接全般のノウハウとして、「面接官は何を見ているのか?」「どうれば良い印象を与えられるのか?」など、面接のテクニックをまとめた記事を以下に紹介します。
STEP⑥現職の退職
奮闘の末、希望の企業先から内定を貰うことができたら、「後は内定先に入社するだけ」
いいえ、まだやることが残っています。現在勤めている会社を退職しなければいけません。
※この退職のタイミングに関しては、現職に勤めながら転職活動をする場合になります。もしも、退職してから転職活動を行う場合は、タイミングとしては一番最初になるので、申し訳ありませんが、そのつもりでお読み下さい。
「退職してから転職活動をするのがいいのか」、それいとも「仕事をしながら転職活動をするのがいいのか」に関しては、その人の「環境」や「経済状況」に左右されます。
こちらの記事にそれぞれのメリット・デメリットをまとめたので、どちらが自分に適しているのか決める上での参考にしてみて下さい。
今の会社を円満に退職する方法
退職っていっても、退職届けを出せばそれで終わりじゃないの?もしそんな風に思っているようでしたら、少し考えを改める必要があります。
「飛ぶ鳥後を濁さず」ということわざもあるように、仕事の引き継ぎ作業など、周りの人に迷惑をかけずに退職するのが社会人としてのマナーです。
では、円満退職するにはどうすればいいのか?その辺について円満退職のためにマナーと手順について以下の記事にまとめました。
その他に円満退職するために役立つ知識やノウハウを以下に紹介します。
退職後にやるべき手続き
無事円満に会社を退職できた後に、やるべきことして「失業保険」の受給手続きがあります。
(※失業保険に関しては無給状態が続く人が受け取れる保険、つまり退職後に転職活動をする場合に限り受け取ることができるので、仕事を続けながら転職活動を行い、在職中に転職先が決まった場合は受け取ることができません。)
もし退職後に無給状態が続くようでしたら「失業保険」の手続きが必要なのです。
でも、「どこでどんな手続きすればいいのか?」「どんな書類が必要か?」など、手続きの仕方が分からない人も多いはずです。
失業保険の申請から振り込まれるまでの流れについて、下の記事にまとめたので参考にしてみて下さい。
また、失業保険は退職の方法が「自己都合」か「会社都合」かによって受給できるまでの期間などが変わってきます。
詳しくは下の記事にまとめました。
最後に
マニュアル(手順書)の内容は以上で終わりです。
「前編」「後編」と長きに渡ってしまいましたが、その分濃い内容に仕上がったのではないかと思います。
もちろん、このマニュアルだけで全部がまかなえると思っていませんが、少しでも転職活動の手助けになってもらえれば幸いです。
それでは、あなたの転職がこれからの人生のターニングポイントになることを願っています。
ご精読ありがとうございました。