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今の転職市場の状況は?転職率、離職率、有効求人倍率から紐解く【転職者必見】

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こんにちは、ブラック企業からホワイト企業へ無事転職を成功させた、はるきちといいます。 

現在は、あのバブル期以上と言われるほど、転職がしやすいと言われています。

ただ、「そう言われてもピンとこない」という人もいると思うので

今回は、現在の転職市場の状況を紐づける4つの言葉

「転職率」「労働移動率」「離職率」「有効求人倍率」

これらの意味と、これらの数値が過去と比較してどうなっているのかを説明しながら

今の転職市場の状況」を説明していこうと思います。

転職率と労働移動率ってなに?

転職率は何となくイメージできるけど、労働移動率ってなんだろう?

何となく理解はしているけど、「はっきりした定義は分からない」という人が多いと思うので、これらの言葉の意味を説明しておきます。

『転職率とは』

一定の期間内での、労働者全体における、転職者の割合のこと。

以下の計算式で数字を求めることができます。

転職率=転職者数÷全労働者数×100

『労働移動率とは』

一定期間内での、労働者全体における、入職者+離職者の割合のこと。

入職者:企業が新たに採用した労働者のこと
離職者:会社の所属から離れた人のこと

出向者は復帰者に、出向復帰者は入職者にそれぞれ含まれます

以下の計算式で求めることができます。

労働移動率=(入職者数+離職者数)÷全労働者数×100

つまり、労働移動率というのは、離職、入職ともに含まれるので、雇用の流動性を表しています。

労働移動率を見れば、会社の入職、離職の活発度合いが分かるということです。

ちなみに、近年では労働移動率は増加傾向にあります。

主な増加原因としては、『終身雇用制度が崩壊しつつあること』と『雇用期間が短くなり、非正規雇用者が多くなったこと』があげられます。

非正規雇用者が多くなったと聞くと、労働移動率が増加するのはいい印象をうけないと思う人もいるかと思います。

しかし、雇用の流動性が上がったことにより、転職市場が活発になり、企業が優秀な人材を確保しようとして、労働条件が引き上げられる』といった効果をもたらしてくれるんです。

転職率ってどれくらいなの?最近の転職率の推移

では、実際に現在の転職率はどのくらいなのでしょうか?

最近の転職率の推移をグラフで見ていきましょう。

グラフを見てみると、転職率は4.6~4.8程度で大きな変化ないことがわかります。

ちなみに、過去にさかのぼっても、転職率に大きな変化は見られません。

ただ、20人に1人の割合で転職していると考えると、転職することが身近に思えてこないですか?

さらに注目して欲しいのが、転職率は変化していないが、転職する理由が今と昔では変わってきていることです。

昔は転職するときの理由の多くは、『会社都合によるもの』で、自分本意なものではなかったのに対し

近年の転職する理由は、労働条件や、さらなるスキルアップなどの、『自己実現のため』に転職する者が多くなってきました。

つまり、自分の都合で気軽に転職する人が増えてきたということなんです。

しかも最近では、転職市場がかつてない程の売り手市場ということもあって、今は、自分都合で気軽に転職するのに持ってこい状況なんです。

離職率ってなに?

続いて、離職率」ついて説明していきます。

離職率と聞くと、どういうものかだいたい想像がつく人がほとんどではないでしょうか?

しかし、離職率といっても単純にその数字を見るだけで、自分が欲しい情報が得られるとは限りません!

実際に、離職率の定義と、いくつかの離職率の算出のケースを見て見ましょう。

『離職率とは』

一定の期間内での、労働者全体における、離職者の割合のこと。

以下の計算式で求めることができます。

転職率=転職者数÷全労働者数×100

ケース① ある会社の従業員数は500人1年間で離職した人が5人の場合

離職率=5÷500×100=1%

ケース② ある会社の新卒採用人数は100人、そのうち1年間で離職した人が1人の場合

離職率=1÷100×100=1%

ケース③ ある会社の新卒採用人数は100人、そのうち5年間で離職した人が1人の場合

離職率=1÷100×100=1%

ケース④ ある会社の中途採用の人数は100人、そのうち3年間で離職した人が1人の場合

離職率=1÷100×100=1%

これらのケースを見て見ると、全て離職率は1%と数値は一緒ですが、それぞれ象としているものが違います。

注目して欲しいのが、対象としている期間』と『対象としている人物です

それぞれのケースで、対象としている期間と人物が違います。

対象がどんなものかによって、自分の知りたい情報かどうかが変わってきますので、そこに注目して見ると良いでしょう!

有効求人倍率を知ることで、転職市場の状況を把握しよう!

最後に、有効求人倍率」について説明していきます。

転職率や離職率の意味が分かったところで、気になるのが「現在の転職市場の状況」ですよね。

近年の転職市場はどのように動いているのか?

現在、企業の方からどの程度求人が出ているのか?

これら、転職市場の状況を把握するために必要となってくるのが、「有効求人倍率」です。

まず、有効求人倍率とは、どういったものなのか説明しておきます。

『有効求人倍率とは』

ハローワークに登録されている求職者に対して、企業から出されている全求件数の割合。

以下の計算式で求めることができます。

有効求人倍率=(企業から出されている全求人件数)÷(ハローワークに登録されている求職者)

つまり有効求人倍率が1よりも大きいとき

「求職者よりも求人件数の方が多く、働き口が十分にある状況」

逆に、有効求人倍率が1よりも少ないとき

「求職者よりも求人件数の方が少なく働き口が少ない状況」

であると言えます。

それでは、実際に過去から現在までの、有効求人倍率の推移をグラフで見ていきましょう。

※グラフは厚生労働省による、平成17年度から平成29年度の有効求人倍率の推移のグラフです。

このグラフのデータには、新卒の就職者、パート、アルバイトは含まれていません。

正社員と派遣社員や契約社員などの非正規雇用を対象としたデータになります。

このグラフから分かるように

有効求人倍率は、リーマンショックの翌年である2009年を底値として、そこから、右肩上がりで徐々に増加しています。

最近では、有効求人倍率が1.5倍以上にもなっています。

この数字はバブル時期以上で、しかも、いまだに上昇傾向にあります。

つまり、現在では転職市場はかつてない程の売り手市場となっており、転職希望者にとって最高の時期と言えます。

まとめ

以上のことを簡単にまとめると、こんな感じです。

記事のまとめ

転職率は過去から現在で大きく変化していないが、転職理由が変化している。
➡︎会社都合の退職から、自己実現のための退職へと変化

有効求人倍率1.5倍以上。
➡︎現在の転職市場は、かつてないほどの売り手市場である

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記事は以上になります。

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