社会人でしたら誰でも、『昔に比べて時間が足りない』と焦りを感じたことはないですか?
僕は、社会人になってからずっと
『プライベートでやりたいことがあるけど、時間が足りなさすぎる』
『仕事の量が多すぎて、やりきる時間がない』
そんなことをしょっちゅう思っていました。
そもそも、どうして時間が足りないと感じるのでしょうか?
その理由は、
①物理的に時間が足りない
②本当は時間はあるけどそう感じているだけ
この2種類のどちらかです。
1つは、社会人になって仕事をするようになって、学生と比べてやることが物理的に増えたから。
もう1つは、本当は時間はあるけど脳が勝手に時間がないと錯覚しているから。
今回の記事では、仕事やプライベートで時間を作るために、これら2つの原因を解消するための方法を紹介していきます。
ちなみに、社畜サラリーマンを耐え抜くための「あらゆるノウハウ」を1つに凝縮したコンテンツをこちらで見ることができます。
物理的に時間が足りないときの解消方法
まずは、「物理的に時間が足りないときの解消方法」について紹介していきます。
社会人になると、学生時代に比べて、仕事もこなさなきゃいけないし、とにかく時間が足らないときってありますよね。
そう言う時って、時間が足らなくて辛いけど、「やることがたくさんあるからしょうがない」と思い込んで、妥協しがちになってしまいます。
でも、一見やることがたくさんあるように見えても、
・やる時間を短縮する
・そもそもやる必要がないことはやらない
この2つを徹底することで、時間を作ることが可能なんです。
それでは、具体的に何をすればいいのか説明していきます。
作業時間はあらかじめ決めておく
まず最初の方法は、「作業時間はあらかじめ決めておく」ことです。
仕事にしても、プライベートにしても、1つの作業にダラダラ時間をかけていることはないですか?
作業に取り掛かる前にあらかじめ、「この作業にはこれだけの時間をかける」というのを決めるようにしてみて下さい。時間はだいたいでいいので、作業する前にタイマーをセットしておくといいです。
そうすることにより、漠然と時間を決めずに作業するよりも、集中力が上がり、生産効率がかなり上がります。
スマホをいじる時間を減らす
次の方法は、「スマホをいじる時間を減らす」ことです。
僕は普段、電車通勤をしているんですけど、そのときいつも「みんなスマホばっかいじってるなぁ」そんなことを思いながら電車に揺られています。
スマホは何か調べ物などをするときは、時間を短縮してくれていいんですけど、逆に何となくいじっていることも多く、無駄な時間を過ごしていることの方が圧倒的に多いんです。
電車の中で何となくスマホをいじるくらいなら、スキルを身につける勉強をしたほうがよっぽど効率的だと思いませんか。
また、仕事や勉強をしている最中に、スマホが鳴ったりすると、集中力がいっきに落ちて、生産性も下がってしまうんです。
なので、
・必要ない時はスマホはいじらないようにする
・仕事や勉強のときは思いって通知をミュートにする
この2つを徹底しみて下さい。以前よりも時間が短縮されるはずです。
必要ないと感じたら断る勇気を持つ
本当はやらなくてもいいと思っているけど、
「ついつい人に頼まれると引受けてしまう」
「周りの人がやっているから自分もやらなきゃ」
こんな風に思っていませんか?この2つは日本人に多く見られる特徴です。
だれかに仕事を頼まれても、安易に引き受けるのではなく、不必要だと思ったら断る勇気も必要です。「嫌われてしまうかも」と心配しなくても、言い方に気をつければ大丈夫です。
例えば、「引き受けたいのだけれど、急ぎでやらないといけない仕事があるんだ。それが片付いた後なら引き受けられるけど」といった具合に、本当はやってあげたい気持ちを見せることが重要です。
+α(おまけ)動物や家族の写真を机に飾る
最後に、これは+αのおまけなんですが、仕事などをする時に、机の上に、動物や家族の写真をおくと、作業の生産性が上がります。
実際に、集中力が上がり、作業効率も上がったというデータがあるそうです。
これは、写真を飾るだけでお手軽なので騙されたと思って試してみて下さい。
時間がないと錯覚しているのを解消する方法
今度は、「時間がないと錯覚しているときの解消方法」について紹介していきます。
物理的に時間が足りないというわけではなく、錯覚しているだけなんです。
なので、じつは時間は十分にあるんです。
本当は時間があるにも関わらず、頭の中で脳が、「時間がない!」と勝手に錯覚してしまっているんです。
ではそもそも、時間がないと錯覚しやすい時って、どんな時だと思いますか?
それは、
「さまざまな目的のやること」が競合している時
なんです。
みなさん仕事でもプライベートでも、何かを行うとき、だいたいが「目的」をもってやりますよね?
「やることがたくさんある」という状況は仕方がないんです。それよりも、「それぞれの目的が違う」ということが一番の問題なんです。
例えば、子供がいるサラリーマンを例に上げてみます。
『仕事から帰ってきて、他の勉強をしたい。けど、子供と遊ぶ時間も大切にしたい』
「家に帰って勉強したい」と「家に帰って子供と遊んであげたい」、この2つはパッと見、目的が違いますよね。
このように、目的の違うやりたいことが重なってしまうと、どうしても「焦り」や「不安」を感じてしまうんです。
つまり、目的が競合することによって「焦り」や「不安」が生まれ、脳が「時間がない!」と勝手に錯覚してしまうんです。
目的の競合による「焦り」「不安」を解消させる方法
それじゃあ、目的の競合による不安や焦りを解消するにはどうすればいいのか?
それに対して、効果的な解消方法を3つ紹介します。
結論から言いいますと、解消方法は以下の3つです。
①異なる目的を統合させてやる
②「忙しい」と口に出さない
③周りの人に親切にする習慣をつける
それでは、1つ1つ詳しく見ていきましょう。
異なる目的を統合させてやる
「目的が違うのにどうやって統合させるの?」と思うかもしれません。
具体的に説明しますね。
例えば、先ほど挙げた例で説明すると、
『家に帰って勉強したい』と『家に帰って子供と遊んであげたい』は、ぱっと見、それぞれ目的が違って見えると言いましたよね。
しかし、これを1つの同じ目的でつなげてしまうのです。
例えば、以下のような流れで、それぞれの物事をつなげてあげます。
①勉強することによって自分のスキルが上がる
②結果、仕事の効率がよくなり、自由な時間が増える
③自由な時間が増えることによって、子供と遊ぶ時間が増える
どうですか?『勉強すること』と『子供と遊ぶ』ことが1つに繋がりましたよね。
ここでは、『自由な時間を増やすこと』を同じ目的として統合してみました。
つまり、さまざまな物事の目的をそれぞれ同じ目的でつなげてあげることで、最終的な目的が一緒だと認識することができ、結果、焦りや不安が解消されるというわけです。
いきなり、すべての物事の目的をつなげてあげるのは、少々難しいかもしれないので、
少しずつ目的を深堀りしてあげて、同じ目的でつなげていくようにしていくといいと思います。
「忙しい」を口に出さない
自分の周りに「忙しい」が口癖の人はいないですか?
そう言う人に限って、仕事の要領が悪く、時間を無駄に費やしてしまっているんです。
なぜそうなってしまうのか?
「忙しい」と言うことにより、ネガティブな感情に陥りやすくなり、今やるべきことから目を背けがちになるからです。
結果、モチベーションや集中力も落ちて、効率が悪くなってしまいます。
「忙しい」と口にしたくなる気持ちも分かりますが、そだけで作業効率が落ちてしまうので、グッとこらえて心の隅にしまっておきましょう。
周りの人に親切にする習慣をつける
最後の解消紹方法は、『周りの人に親切にする習慣をつける』ことです。
そんなことで、ほんとに解消されるの?と思うかもしれませんが、
他人に親切にすることは、焦りや不安を解消させるのに効果的な方法なんです。
他人に親切にすることによって、人は『自分は誰かの役に立っている』と感じ、焦りや不安によるストレスが、軽減されることが、心理学の研究でも分かっています。
1日10分でいいので、人のために何か行動をしてみてください。
焦りや不安が以前よりも解消されるはずです。
職場環境が悪くて時間がないときはどうすればいいの?
これまでに、「時間がない時の解消方法」と「時間がないと錯覚した時の解消方法」の2つを紹介してきました。
しかし、今の職場環境が悪すぎるせいで、「やることが多くて時間がない」という人もいると思います。
そう言う時は、先ほど紹介してきた方法を試すのではなく、「思い切って職場環境を変える」ことの方が大事になってきます。
現実的に考えると、今の職場環境は待っていても変わることは、ほとんどないと思ったほうがいいです。
それよりも、今の環境を自分から離れて、変えてやることの方が、ずっと楽です。
でも、今すぐ環境を変えるというのは難しいと思います、なので「準備をしておくこと」を強くおすすめします。
その理由と対処方法については、「会社でのストレス・憂うつ対策!今すぐやっておいた方がいいこと!!」に詳しく書いたので、見てみて下さい。
記事は以上です。
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