仕事でもプライベートでも
・「集中力が続かない」
・「集中力がすぐ切れる」
そんな人も多いと思います。
効率よく作業を終わらせるにしても、勉強して何かスキルを身につけるにしても
社会人などの時間が限られている人にとって、「集中力」というのは非常に重要になってきます。
「集中力が全然なくて困っている」という人たちのために
「集中力を鍛えるメソッド」として、全3回に分けて、集中力を鍛える方法を紹介していきます。
今回の集中力を鍛えるメソッドPart3では
「即効性のある集中力を上げるための小技・テクニック」をいくつか紹介していきます。
その他の「集中力を鍛えるメソッド」に関してはこちら▼▼▼
即効性のある集中力を上げる小技・テクニック
常に高い集中力を発揮しようと思うと
「自己的にモチベーションを上げるためのマインド」を身につけたり
「ある程度コツを掴むのに時間がかかる方法」だったり
集中力を鍛えるのに時間が必要なものが多かったりします。(その分身につけてしまえば効果は高いのですが)
しかし、もっと簡単に集中力を高める方法はないものか?
そこで
簡単かつ即効性のある「集中力を上げるための小技・テクニック」を紹介していきます。
先に結論を言うと、紹介する小技・テクニックは以下の4つになります。
【集中力を上げる小技・テクニック】
集中モードに入るためのルーティンワークを行う
時間を限定して作業内容を1つに絞る
運動しながら作業をする
数学のパズルを1日15分程度行う
では、それぞれを詳しく説明していきます。
集中モードに入るためのルーティンワークを行う
1つ目は「集中モードに入るためのルーティンワークを行う」ことです。
少し懐かしいですが、ラグビーで話題になった五郎丸さんのキックを蹴る前に行う「五郎丸ポーズ」というのがありましたよね。(すいません分からない人は検索して見て下さい笑)
あのポーズは「ルーティンポーズ」と呼ばれるもので、集中したい直前に行っている習慣(ルーティン)なんです。
このルーティンポーズと同様に、何か集中したい時の前に
ルーティン(習慣)行動を行うことによって、集中力を高めることができるんです。
でも、ルーティン行動とは何をすればいいのか?
結論を言うと
「頭を使わずにできることなら何でもOK」
です。
例えば、集中したい時の前に
「ガムを噛む」「コーヒーを噛む」「メールチェックをする」
こういった簡単な行動で全然大丈夫です。
ただし、注意点があります。
それは
「ルーティン行動は必ず1つに絞って、それだけを集中する前に行う」
「そのルーティン行動は集中前以外には行わない」
この2つです。
ルーティン行動を1つに絞るのは、それだけを毎日行うことで、脳に「その行動をした後は集中する」ということをインプットするためです。
いろいろなことをしてしまうと、脳が「集中する前の行動」というのを認識できないので、必ず、1つの行動を毎日行って下さい。
また、集中前に行うと決めたルーティン作業を、それ以外の時にも行ってしまうのも効果がなくなってしまうので避けて下さい。
ちなみに、毎日といっても効果が出るまでには、それほど日数はかからないので即効性は高いです。
時間を限定して作業内容を1つに絞る
2つ目は「時間を限定して作業内容を1つに絞る」ことです。
例えば
「今日は休みで時間があるから、いろんなことをやるぞ」
そう意気込んでいても、結局大してできなかったという経験はないですか?
・「やる事がたくさんある」
・「時間がたくさんある」
こういったように、「時間」や「選択肢」が多いと、集中力が落ちる傾向にあるんです。
逆に、時間や選択肢が限られていると
「時間内に限られた選択肢でどうやって効率良くこなそうか」
こういう思考になるため、集中力が急激に高まるんです。
例えば、「今月はお金がなく1000円で乗り切るしかない」
こう言った状況に陥ると、頭を使ってどうにか1000円でやりくりしようと算段を練りますよね。
これと同じで、高い集中力を発揮したい場合には
・「何時間以内にこれだけをこなす」
こういったように、「時間」と「作業内容」を限定して行ってみて下さい。
もしその作業が終わったら
・「同じように、次の作業を時間を限定して行う」
これを繰り替えし行っていくことによって、高い集中力を維持することができます。
運動しながら作業をする
3つ目は「運動をしながら作業をする」ことです。
運動をすると脳の「海馬」と言われる部分の働きが活発になって、集中力や記憶力が高まることが科学的に証明されています。
なので、作業中に運動を連動させてることによって、集中力が高められるというわけです。
「でも、作業中に運動するなんて無理じゃない?」
そう思う人もいると思います。
しかし、何もランニングなどの激しい運動をしろというわけではないです。
「立ちながら作業をする」
これくらいの運動強度で大丈夫なんです。
もちろん、ずっと立っているのは辛いと思うので、できる範囲でかまわないです。
普段、パソコンなど座って作業しているのを、立って行うことによって、脳の働きが活発になり集中力がかなり上がります。
ちなみにこれは、余談なのですが、座っている時間が長ければ長いほど死亡のリスクは増加するという研究結果があります。
しかも、日本人は座位時間が世界でもトップで、世界でも座りすぎな国なんです。
集中力だけでなく、死亡率にも関わってくるのなら、なおさら座って作業する時間を見直した方がいいのではないかと思います。
数学のパズルを1日15分程度行う
4つ目の方法は「数学のパズルを1日15分程度行う」ことです。
数学のパズルを行うことによって何がいいのか?
脳の「前頭前野」が活発に働き集中力が上がる
こういった効果が得られるんです。
長い時間実施するのも辛いと思うので、1日15分程度で全然OKです。それだけでも効果が得られます。
何の数学パズルをすればいいの?と思う人もいるかと思いますが
僕のオススメは「数独(ナンプレ)」です。
数独はルールも簡単で、論理的思考で問題を解いていくので前頭前野を活発にするにはもってこいなんです。
ルールが分からないと言う人は、数独またはナンプレで検索してもらえればすぐに分かります。
最近では数独のアプリもあるので、アプリを利用するのもおすすめです。
まとめ
「即効性のある集中力を上げるための小技・テクニック」を紹介してきましたが
最後におさらいとして、以下に内容をまとめておきます。
【集中力を上げる小技・テクニック】
集中モードに入るためのルーティンワークを行う
・ルーティンワークは1つ絞る
・ルーティンワークは集中する前以外には行わない
時間を限定して作業内容を1つに絞る
・時間を作業内容を限定させることによって脳が効率化をはかるようになり集中力が上がる
運動しながら作業をする
・運動をすることによって海馬の働きが活発になり集中力が上がる
・立ちながら作業をするのがおすすめ
数学のパズルを1日15分程度行う
・数学のパズルにより前頭前野が活発になり集中力が上がる
・数学のパズルは数独(ナンプレ)がおすすめ
記事は以上になります。
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