転職ノウハウ

有名大手ばかり!ブラック企業大賞2013のランキング一覧

こんにちは、ブラック企業からホワイト企業へ無事転職を成功させた、はるきちといいます。 

「ブラック企業」という言葉は、誰もが知っているくらい浸透してきました。

では「ブラック企業大賞」というものを知っていますか?

ブラック企業大賞とは、その年、不祥事を起こした企業に対して行われるイベントのことです。

このブラック企業大賞では、大賞をはじめ、各特別賞やノミネート企業一覧も実名でランキング発表されます。

そして、誰もが知っている超大手有名企業ばかりが受賞しています。

今回は、2013年の「ブラック企業大賞」について詳しく紹介していきます。

これから転職する人や、新卒で就職する人にとっては「絶対に避けるべき企業」はどこなのか分かるので参考にしてみて下さい。

ブラック企業大賞とは?

まず最初に、ブラック企業大賞について詳しく説明しておきます。

ブラック企業大賞とは

誰もが安心して働ける環境をつくることをめざして、2012年より設立された「ブラック企業企画委員会」によって毎年12月に行われてるイベントのことです。

この「ブラック企業企画委員会」というのは、NPO法人関係者、大学教授、弁護士、ジャーナリストから結成されています。

素性が知れない人ではなく、ちゃんと権威ある人たちばかりで成り立っている団体なんですね。

ブラック企業大賞公式ページ

ブラック企業大賞ノミネートの理由

では、無数に存在する企業の中から、どうやってブラック企業だと判断するのでしょうか?

「ブラック企業大賞企画委員会」がブラック企業だと見極める基準を公式で発表してます。

その基準とは以下の11項目です。

ブラック企業の判定基準

長時間労働

 セクハラ、パワハラ

 職場内のいじめ

 長時間過密労働 

 低賃金

 コンプライアンス違反

 育休、産休などの制度

 労働組合への敵対度

 派遣社員への差別

 派遣社員への依存度

 残業代の未払い

これら基準に多く該当すると、ノミネートされやすいそうです。

また、ノミネートされるのは、企業の他に法人(学校法人、官公庁、公営企業、社会福祉法人、医療機関など)も含まれます。

ちなみに、自分が長年ブラック企業を渡り歩いてきた経験から

「ブラック企業の特徴」を下の記事にまとめたので合わせて参考にして下さい。

ブラック企業大賞ランキング決定までの流れ

次に、ブラック企業大賞ランキングがどのように決まるのか?

実際に、受賞までの流れを以下にまとめます。

-受賞までの流れ-

①実行委員会が審査基準を元に10社程度ブラック企業大賞候補をノミネートする。(記者会見あり)

②ノミネート企業には事前に受賞式当日の招待状が送られる。

③ノミネートされた企業はWebサイトにも掲載され、同時に「Web投票賞」のための一般Web投票が始まる。※Web投票賞は受賞式当日に参加者による「投票タイム」も設けられる

④受賞式当日、各賞の結果が発表される。※Web投票賞以外の賞は実行委員会によって選定される。

簡単ですが、受賞式までの流れはこんな感じです。

ランキングにノミネートされた企業には、招待状が送られますが、基本的に受賞式に出席する企業はいないそうです。

なので、勝手に代理を立てて、勝手に表彰が行われています…笑

名誉毀損で訴えられないの?

委員会によってノミネートされた企業は、ブラック企業だと公表されたことにより、名誉毀損で訴えてこないのか?

公表されたことにより、応募が減り、営業妨害だと考える企業もありそうですよね。

しかし、企業が委員会側を訴えたところでメリットが全くないんです。

そもそも労働基準法に反していることで公表されているため、世間は「やましいことを隠していた企業」という認識をさらに強めてしまうだけなんです。大手有名企業だと尚更ですよね。

有名企業ばかり!「ブラック企業大賞2013」ランキング一覧

ではでは、2013年のブラック企業大賞に輝いたのはどこの企業なのか?

その他のランキング入りした企業一覧と合わせて紹介していきます。

ブラック企業大賞、一般投票賞:ワタミフード株式会社

2013年12月にブラック企業偏差値の高い「ブラック企業大賞」が発表されました。

ブラック企業大賞を受賞したのは「ワタミフード株式会社」です。

しかも、一般投票賞とのダブル受賞です。

ワタミフード株式会社といえば、有名な居酒屋チェーン店「和民」や介護事業を全国展開してる会社です。

そんなワタミフード株式会社が、ブラック企業大賞および一般投票賞をダブル受賞した主な要因は

「正社員を過労によって自殺に追い込んだこと」

です。

2008年6月、当時26歳の正社員だった森美菜さんが、厚生労働省が定める過労死ライン(月の残業80時間)をはるかに上回る月141時間の残業をさせられ、精神疾患と過労自殺に追い込まれました。

2012年2月に労災認定されたにもかかかわらず、同社は責任を認めず、遺族からの求めにも応じていません。

亡くなった森美菜さんは、7日連続の深夜労働、午後3時から午前3時半の閉店までの12時間もの間働かされていたそうです。

さらには、閉店後は電車で帰ることができず、休憩室のない店舗で待つという生活を続けいていたそうです。

また、休日出勤、強制的なボランティア活動、早朝研修、給料天引きで買わされた同社会長著書の感想文の強制提出などで心身ともにぼろぼろの状態になっていたといいます。

残業の際に、労使協定に提出する書類を、店長が指名したアルバイトに署名させるという違法行為を行なっており、労働基準監督署から是正指導を受けていたそうです。

同社が全員に配布している「理念集」という冊子には、「365日24時間死ぬまで働け」と書かれているみたいです。

会社の理念にそんな恐ろしいことが書かれているには絶句です。誰がどう見ても間違いなくブラック企業そのものですね。

しかもワタミは、しみついたブラック企業のイメージを脱却するための戦略として、主力だった和民の看板を外し、唐揚げが主力の居酒屋「ミライザカ」や、焼き鳥が主力の居酒屋「三代目鳥メロ」などへ看板転換を行いました。

会社の労働環境改善などの本質的なことには力を入れず、名前隠しを行って消費者を欺くあたりは劣悪な企業だと感じました。

業界賞:クロスカンパニー株式会社

業界賞には、「クロスカンパニー株式会社」が選ばれました。

クロスカンパニー株式会社は、人気女優の宮崎あおいをCM起用したブランド「EarthMusic&Ecology」が若い女性を中心に人気を博している、有名大手アパレル企業です。

そんなクロスカンパニー株式会社が、業界賞に選ばれた主な要因は

「女性社員が過労・ストレスにより死亡したこと」

です。

2011年2月、入社1年目の女性社員が過労とストレスにより死亡したとして、労働監督署から労働災害として認定されてます。

女性社員は入社した同年9月に、都内店舗の店長に任命され、日々の販売、シフト・販売促進プランの入力、レイアウト変更、メールによる売り上げ日報・報告書の作成、本社の会議出席と仕事に追われる日々を過ごしていました。

売り上げ目標達成に対する上司の追求が厳しかったり、売り上げを上げるめに自分で5万円以上の自社商品を購入したりと、ノルマに対する疲労やストレスが蓄積されていきました。

女性社員の残業時間は、労働基準監督署の認定した時間だけでも、月111時間を超えていたそうです。

同社は「女性社員の働きやすい企業」と宣伝しているみたいですけど、今回の件で前言撤回して欲しいですね。

またワタミ同様に、クロスカンパニーも会社名をストライプインターナショナルと変更をしており、ブラックなイメージを払拭しようとしています。

もっと本質的なところを改善しない限り、また同じようなことを繰り返す気がしてならないです。

特別賞:国立大学法人 東北大学

特別賞には、「国立大学法人 東北大学」が選ばれました。

こちらは企業ではありませんが、東北大学は旧帝国大学として歴のある大学として有名ですよね。

そんな東北大学が、特別賞に選ばれた主な要因は

「大学助手である男性が研究室から身投げ自殺したこと」

です。

2007年12月、東北大学薬学部助手の男性が、研究室から投身自殺をしました。遺書には「新しい駒を探して下さい」と記されていたそうです。

この男性は、助手に就任後、実験機材の修理や実習指導に追われ、自殺直前の2ヶ月の残業時間は平均100時間を超えていました。

また、指導教授からは生殖機能異常などの副作用のある抗がん剤の実験に従事するよう指示されたり、「仕事が遅い。他の子を採用すれば良かった」などの叱責をくらっていました。

2012年3月に宮城県労働局から「業務上の心理的負荷が強い」として過労自殺として認定されました。

さらに東北大学では、2012年1月にも、工学部准教授の男性が自殺しています。

大学の研究室というのは、ブラック企業に負けず劣らずの劣悪な労働環境だと改めて感じました。

教育的指導賞:株式会社ベネッセコーポレーション

教育的指導賞には、「株式会社ベネッセコーポレーション」が選ばれました。

株式会社ベネッセコーポレーションは、通信教育や出版を事業としている大手企業です。「たまごクラブ」「ひよこくらぶ」を始めとして、子育てをしている人にとっては馴染み深い会社だと思います。

そんなベネッセコーポレーションが、教育的指導賞に選ばれた主な要因は

「実質的な退職勧奨を行っていたこと」

です。

2009年、人事を担当する人財部に新しく「人財部付」という部署が新設されました。

ここに配属された女性社員は、「あなたたちには問題があります。受け入れ先を獲得する活動をしないさい」と指示をされるが、実際には、誰でもできる単純作業しかやらせてもらえず、実質上の退職勧奨の場として利用されていました。

ベネッセ側はこれを否定したが、2012年8月、東京地裁立川支部判決は、人財部付が「実質的な退職勧奨の場となっていた疑いが強く、違法な制度」と判断し、この部署への異動も「人権裁量の範囲を逸脱しもの」として言い渡しています。

教育を取り扱う企業が、教育的指導を受けるのは皮肉なことだし、こういった企業が教育商品を取り扱っているのにもすごく違和感を感じます。

受賞はしなかったがノミネートされた企業一覧

次に、各賞には選ばれなかったけど、ノミネートされた2つの企業の名前を載せておきます。

賞には選ばれなかったけどノミネートされた企業
株式会社 サン・チャレンジ(ステーキのくいしんぼ)
株式会社 王将フードサービス(餃子の王将)
西濃運輸株式会社
株式会社 東急ハンズ

ノミネートされている企業の中にも、誰でも知っている有名企業ばかりが並んでいますね。

もちろん、今回はノミネートはされなかったけど、ただ単に不祥事が浮き彫りになっていないというだけの、有名企業は他にもたくさんあります。

「その他の歴代受賞&ノミネート企業」について知りたい人は、下の記事にまとめてあるのでよかったら参考ください。

自分の会社が「ブラック企業」だと感じたら絶対に取るべき行動

今まで紹介してきたブラック企業は「氷山の一角」にすぎません。

悲しいことに世の中には、まだまだブラック企業ばかりです。

もしも、自分の会社が少しでもブラックだと感じたら、絶対にやっておいてほしいことがあります。

それが

「会社からいつでも逃げられる準備をしておくこと」

です。

手遅れになってからでは遅いので、準備だけは絶対にしておいたほうがいいです。

でも何をすればいいのか?

詳しくは下の記事にまとめたので参考にして下さい。

記事は以上になります。

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